出版社内容情報
悲劇の始まりは友達のいない女子大生のもとに届いた携帯メールだった--(友達登録)。ほかに(株式男)、(太平洋は燃えているか?)、(心臓の想い出)四編の恐怖を収録。
内容説明
「友達登録」携帯電話に届いた不思議なメールに従い友達登録をした小百合。友達が沢山できはじめたのだが…。「株式男」一攫千金を夢見て株に興味を持ち始めた高桑喜一郎。彼が見つけた自分と同じ名前の株とは!?「太平洋は燃えているか?」第二次世界大戦中、姿を消した爆撃機『雷神』。突然、現代に姿を現してしまい…。「心臓の想い出」心臓移植の手術を受けた緑。手術は成功したが、以前にはない感覚が襲い始めた。―悪夢の世界より再び四つの奇妙な物語が生まれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅんぢ
34
この本の感想と関係ないけど、「世にも」といえば一番印象に残っている話が峠の茶屋の話。この頃のドラマも出来れば小説化してほしい。2018/10/16
patosan
4
身体がゾッとする面白さがあった。オチがある話は面白い。2013/12/27
読み人知らず
3
株式男がオレにとってはタイムリー。下部に興味があるので面白い。インサイダー取引オチは読めたなあ。2013/03/31
新天地
1
「太平洋は燃えているか」が印象に残った。未来は明るいものであるべき。
ジャッカル佐崎
0
「'01 春の特別編」で放映された4編のノベライズ。プロローグとエピローグが導入され、ストーリーテラー(タモリ)の出番も生まれた。相変わらず玉石混淆であり、「太平洋は燃えているか?」辺りは比較的玉寄りだが磨き方が甘いためどうも手放しで褒めにくい。映像で見ると気になりにくい、細かいリアリティへの不満が如実に表れてしまう。ノベライズとしてはあまりよろしくないのでは。2024/07/02