内容説明
懐かしい街があり人びとの生活があった。その真ん中を市電が走っていた。昭和の時代を走り続けた京都市電のある風景をいま求めて。全線全停留場、廃止時の163停留場をすべて紹介。
目次
巻頭グラフ(市電に乗って京都を巡る;京都市電電車路線図)
テーマ別グラフ(明治の香りを漂わせて;朝陽に輝いて ほか)
カラーページ(カラーで振り返る市電が走った昭和の街へ;京都市電いま・むかし―京都駅前・四条大宮・祇園 ほか)
廃止線区別に京都の市電を偲ぶ・全線全停留場(伏見・稲荷線;四条・千本・大宮線 ほか)
カコミ記事京都市電TRIVIA(京都駅前の変遷を見る;どうして交差点で曲れるの? ほか)
著者等紹介
福田静二[フクダセイジ]
昭和24(1949)年6月、京都市上京区生まれ。根っからの鉄道ファンで、京都から市電が消えていくのを惜しんで、昭和36年の北野線の廃止から撮影を続け、全廃まで記録を続ける。会社退職後の毎日も、鉄道の良き時代を偲んで記録・公開を続け、京都市電の写真展も数回開催する。同志社大学鉄道同好会クローバー会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。