内容説明
サイバラ邸に、ある日突然、税務署がやってきた!追徴金はなんと1億円!!「誰が払うか、そんな金」と逆ギレしたサイバラの壮絶な“値切りバトル”の行方やいかに?…という各界騒然の脱税編のほか、キャバレーでホステスとして働いたり、富士山に登ったり、気球に乗ったり、まさに体を張ったネタが、ぎっしりの「できるかな」シリーズ第3弾。描き下ろしマンガ&ふろくも付いて超お買い得。
目次
できるかな(脱税編;登山;気球編;ホステス編)
何がでてくるかわからない
かもしだ菜々
夕刊配達兄妹
著者等紹介
西原理恵子[サイバラリエコ]
1964年高知県生まれ。武蔵野美術大学在学中に『ちくろ幼稚園』で漫画家デビュー。『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北本 亜嵐
14
「脱税」「登山」「ホステス体験」今回もネタが盛りだくさん。後半の「夕刊配達兄妹」にホロリ。高須先生の行動、ファンを通り越して「フーリガン」!?赤い糸がますます太くなっていきそうな第3弾。2016/01/24
nekoboke
4
再読です。再読した理由は、脱税編とホステス編をまた読みたかったからです。脱税編を読むと、なぜ税金を払わなきゃいけないんだっけ、国のいうことを聞かなきゃいけないんだっけ?と考えたり、嘘をつくこと、ずる賢さ、タフさについて考えます。ホステス編は写真です。二の腕にひかれます。ホステス仲間やお客さんについて、いやな描き方がないので好きです。2012/02/03
なつき
4
脱税編にすごくむかついた。どう考えても詐欺してるのに国税局は1億を1千5百万まで値下げするわけ?ゴネたもの勝ちは許せないわ。真面目に払ってる人がバカにされてるみたいで、しかも会社畳んで逃げるってサイテー。ちょっとこれは面白いとは思えなかった。ホステス編とかは面白かったけど。2012/03/29
ビスコ
3
これは、ある意味での「戦いの物語」だと思える。脱税編などは、解説などでも書かれているように、国というシステムへの戦いだし、富士山や高尾山は、そのまま、山との戦い(これに関しては、勝ったのか負けたのか不明という──)。2013/12/25
あすろー
3
できるかなシリーズで一番好きな巻。脱税してキャバクラで働いてニッチな人々に囲まれて。西原先生はなんでこんなにも魅力的な人間なのだろうか。いつも尊敬してしまう。羨望はしないけど。2013/12/13