内容説明
容姿端麗で仕事もできるが、どこか孤独なシステム・エンジニアの真代理得。一九九九年の大晦日、二〇〇〇年問題に対応するために外務省に赴いた理得は、アジア局勤務のエリート官僚・野上と知り合い、惹かれ始める。だが、彼の正体はある使命を負ってアジア某国から日本に潜入した男、ユーリ・マロエフだった―!二人の淋しい心が出逢った時、運命の歯車が動きはじめる。「生」と「死」をかけて「愛すること」を知った二人が織り成す感動のラブ・ストーリー!中山美穂・金城武共演のフジテレビドラマを完全ノベライズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
76
金城武さん、中山美穂さんでドラマになったのですね。知らなかったです。ユーリのイメージ金城さん、あってますね。理得は…ちょっと違う気もする。2000年問題、ありましたね。コンピューターに異常が起きないかどうかって…。そんなバタバタした中で男と女が出会う。祖国を守る使命を背負った男。人の心の欠片も持たないように意識して生きてきた男と心の中をすきま風が吹いている女。という印象が強くて。映像で見るともっと理得のよさが感じられたのかもしれないけど。最後の数ページでとっとと展開してしまった気が。乗り損なってしまった。2014/09/26
-
- 和書
- ポケットの中のハピネス