内容説明
爆発的なヒットとなった、ゲームドラマ『弟切草』から三年。ゲームデザイナーの松平公平は、長いスランプに陥っていたが、ようやく立ち直り新作に取り組み出す。公募された脚本に採用されたのは、有沙、融、菜つみの三人の女子大生だった。少しずつ有沙に惹かれていく公平だったが、ロケハンの京都で禍々しい事件が起きて…!『弟切草』と『彼岸花』の奇跡の融合。ゲームドラマ小説の金字塔、ここに完結。
著者等紹介
長坂秀佳[ナガサカシュウケイ]
愛知県豊川市出身。脚本家、作家。『浅草エノケン一座の嵐』で第35回江戸川乱歩賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
a43
15
また読んでしまったよ。Iさんから借りた第4弾かな。うーん。作者さまの作った自慢のゲームのように、何通りにも変わる結末が用意されているが、基本的なストーリーは変わらないから、なんというか……実験的小説?というのか?2016/04/22
シン
8
★★☆☆☆2007/12/07
kumo
1
★★★★☆
たけとり
1
弟切草異聞だけれど、話の流れが彼岸花シリーズとほぼ同じなので、それらを全部読んでいると焼き直しすぎてツライ。ホラーミステリってことですが、ここまで読んだ感じだとまたオカルトオチになりそうで……大丈夫かなーと不安に。最初の暗号はすぐに自力で分かったけれど、それ以降は……別に解かなくてもよくね?w2013/01/08
からしれんこん
1
同じ話が展開されていくが、小説でゲームのようなことよくできるわと思った。上巻は新しい話が多く、菜つみの視点がないのもよかった。kれまでの作品を全作読んでたから、なんとなく犯人がわかってしまいそうやが、気にせずに読むことはできた。この作品を読むまで前作から3年温めたが、話はほとんど覚えてた。後半また疾走するんやろなと期待してしまった。2012/09/13
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