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内容説明
義父のジャックの秘書として家に住みこみ、献身的に働くクリスティに、ケンは日ごろから冷ややかだった。孤独な老人にとりいって、財産をねらうしたたかな女。彼はそう信じこんでいたからだ。ジャックの娘が、夫のケンと養女のリジーを残して亡くなってから3年、クリスティが、祖父の家に預けられているリジーを、異常なまでにかわいがるのも、ケンには気に入らなかった。そんなとき、ジャックは別の女性との結婚を宣言した。それはケン同様、クリスティにも意外な知らせだった。ジャックが再婚すれば、リジーにはもう会えなくなるかもしれない。そのことが、クリスティにはいちばんつらかった。一方ケンは、彼女の献身ぶりが結婚めあてではなかったと知り、意外に思う。彼女の目的はいったい何だったのか…。その後、香港でいっしょに仕事をするようになってからも、クリスティへの不信感は彼の胸につのるばかりだった。
感想・レビュー
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