角川文庫
いのちのバトン―初めて出会う相田みつをのことば

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 127p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043448074
  • NDC分類 728.216
  • Cコード C0195

内容説明

いまここに、じぶんの番を生きている、それがあなたのいのちです、それがわたしのいのちです、両親、祖父母、曽祖父母…。人類がこの世に生を受けてからずっと引き継がれてきたいのちのバトン。本書もまた、相田みつをが次の世代に渡したバトンです。初めて相田作品に出会う若い読者のために、童話作家・立原えりかが創作した物語をそえました。簡潔で力強い言葉が心に響く、相田作品の入門書。

目次

自分の番 いのちのバトン
百点満点のビリ
本気
まける人のおかげで
そっとしておいて
名もない草も
ただいるだけで
のに
あの人
やれなかった〔ほか〕

著者等紹介

相田みつを[アイダミツオ]
大正13年、栃木県足利市生まれ。書家・詩人。旧制栃木県立足利中学校卒業。旧制中学の頃から短歌、禅に出会い、独特の世界観を書として表現する。昭和59年、『にんげんだもの』出版を機に、多くの日本人の心をとらえ、根強いファン層を拡げた。平成3年12月、六十七歳で逝去。8年、東京銀座に相田みつを美術館開館。15年11月、東京国際フォーラムに移転

立原えりか[タチハラエリカ]
昭和12年、東京都生まれ。高校生の頃より童話を書き始め、昭和32年に『人魚のくつ』を自費出版。同作品で日本児童文学者協会新人賞を、36年に『ゆりとでかでか人とちびちび人のものがたり』で講談社児童文学新人賞を受賞した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

58
相田みつをさんの言葉に素直に向き合う立原えりかさんの言葉が好ましい。みつをさんの言葉にただただ頷いてしまう私と違い、えりかさんはみつをさんの一言一言に自分の体験をふまえた率直な解説を試みている。例えばこうだ。「やれなかった/やらなかった/どっちかな」というみつをさんの言葉に対し、えりかさんは自分が鉄棒で逆上がりが出来なかった体験を踏まえてこう述べている。「やってみたけれどやれなかった」と。そして、はじめから何もしないで、「やれなかった」という人はいないのではないでしょうかと続ける。みつをさんの言葉は↓続く2023/10/21

mai

27
心があったかくなりました(*´ェ`*)落ち込んでいる時に、相田みつをさんの作品を観ると元気になります♪♪2013/10/01

なつ

18
志村季世恵さんの『いのちのバトン』を予約しようとしたら相田みつをさんの同タイトル本もあることを知り、同時に借りました。先に読んだのはこちら。タイトルにもなっている『いのちのバトン』は『自分の番 いのちのバトン』という表題で一番最初に紹介されていました。『自分のいのちは 過去無量のいのちのバトンを受けついで いまここに 自分の番を生きている』父母、祖父母に曾祖父母が渡し続けて来たいのちのバトンのお陰で今わたしがここに生きているのに、そのバトンを渡す人がわたしには居ないんだと思うと、正直やっぱり心苦しい。な。2021/04/14

5
☆32017/01/08

くまおくん

3
とにかく素晴らしいです。 悩んでたりつまづいていたりへこんでいる時、相田作品はその時々に手を差し伸べてくれます。  2012/05/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/128955
  • ご注意事項

最近チェックした商品