出版社内容情報
日本の軍国主義に抵抗しつづけた硬骨の自由主義ジャーナリスト,首相,蔵相として冷戦路線からの離脱と福祉国家建設を模索し,途上に倒れた政治家石橋湛山の混迷の政治状況への鋭い示唆に富む知られざる回顧談.
内容説明
日本の軍国主義に抵抗しつづけた硬骨の自由主義ジャーナリスト、戦後は首相、蔵相として冷戦路線からの離脱と福祉国家建設を模索し、途上に倒れた政治家石橋湛山の知られざる回顧談。立正大学学長時代に経済学部の勉強会で語られた飾らない言葉は戦中・戦後政治への貴重な証言であり、混迷の政治状況への鋭い示唆に富む。
目次
経済記者時代(大正から昭和へ;金解禁から日華事変まで;戦時下の人と思想)
敗戦直後―一年有余―大蔵大臣時代(占領下の予算;占領下の経済政策と「追放」;財閥解体・農地改革・労働組合)
「追放」・政界復帰―通産大親就任まで
総裁・総理・政策―総理大臣時代
戦前・戦後の日本の政治
変わってきた中国―私の念願
私の信条―資本主義と共産主義
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