内容説明
『にんげんだもの』『生きていてよかった』など力強く繊細な書によって、現代人の心を強く深くひきつける相田みつを。在家のまま仏法を学び、人間愛の真実を探求し、孤高な精進を全うしたその生涯の喜びと苦難を綴る感動的な唯一の自伝エッセイ。未発表・カラーの書作品39点を収録。
目次
あんちゃんの話
以心伝心
ことばでは
決めるのは自分
逆縁の菩薩
あんちゃんの戦死
おろかに つたなげに
霧の中を行けば
やっぱり便利のほうがいい
自信はなくてうぬぼればかり
負けることの尊さ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
majsan
14
アトリエにて書に囲まれている相田みつをさんの写真を見て、彼の作品は、思ったより大きいのだなぁと驚きました。確かに、このような本やカレンダーなどでも作品を見ることが出来ますが、息子さんの一人さんがおっしゃるように、「父の作品の本質は原作を見ないとわからないところがある」のでしょう。 彼の、この人生だから書けた本物と対面して、心に染み入る何かを感じたい。いつか叶うといいなぁ。2013/06/09
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
13
忍 がまん。がまん。 人生の的はひとつがいい 今の自分に欲しい言葉ばかり2015/02/04
なおじん
12
☆4(再読) 電車の中で涙ぐみながら読みました。忍耐することの尊さを再認識できました。2016/05/27
退院した雨巫女。
11
《私-蔵書》母の形見。私が、母に買ったもの。認知症になっても、まだ本を読みたかった時に、眺めていた本。2022/12/31
カリン
9
人間だものにがいにも、多くの言葉を残しているのですね。がまんするんだよの言葉には泣けます。どの言葉も心に沁みる。2018/05/18
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