内容説明
94年、三人の大学生がブレア・ウィッチ伝説に関する映画を撮ろうと森に入り、消息を絶った。翌年、彼らのフィルムだけが発見された…。消えた大学生ヘザー・ドナヒューの従弟ケイド・メリルは、その謎を探り、膨大な調査ファイルを手にしていた。ブレア・ウィッチと血の契りを結んだという少女の日記をめぐる、調査ファイル中最も恐るべき事件を綴った「魔女の娘」他、映画『ブレアウィッチ2』の邪悪な呪いに、より深く浸れるオリジナル小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドクショ
3
とっても読みやすい本だ。内容は結果魔女伝説の謎で終わる、アイデアでいくつも作れる話ではあるのですが、十分、楽しめた。結果自分には珍しく一気に読みました。。Xファイルみたいに、まだ他のエピソードが刊行しているらしいので、読もうかと思います。。2009/09/07
あおさわ
2
ブレア・ウィッチに呪われた者達の記録。謎めいた空気がありますが恐怖は個人的に控えめな感じ。2009/07/12
イカまりこ
1
図書館の棚をぶらついてた時にブレア・ウィッチって文字が目に飛び込んできて。懐かしい。当時は本当の話と信じて見たなぁw映画本編ではないオリジナルストーリー2編。魔女の娘では、少年の家の男の子たちに無理矢理連れ出されるルイーズ(リー)が木に縛りつけられるだけじゃなく、もっとひどいことされるんだと思ってた。ってか何故しない!?お上品に書きたかったのか?暗室では作者自身が経験する怪異という流れ。お向かいに悪魔と天使の双子がいたら不安で寝てられない。ブレア・ウィッチがいるか分からないけど、こういう伝説的なのは好き。2017/01/10
にんげん
0
著者であるケイド・メリルは「ブレアウィッチ・プロジェクト」の登場人物の従弟 。映画と同じく、実際に起こった事件の調査書のような形で書かれていることがブレアウィッチの世界観を崩さずに小説に没頭させてくれた。2012/01/11