内容説明
処女懐胎したマリアから生まれ、宗教革命家として活動し、ついには十字架刑に処されたイエス。その波乱に満ちた一生をいきいきと語った四福音書は、世界中で最も読まれている書物である。イエスとはどういう人物だったのか、そして、どのような生涯を送ったのか―。ギリシア語原典が持つメッセージやイメージを忠実に再現し、予備知識がなくとも、ひとりの偉大な宗教革命家の壮絶な生涯を綴った伝記として通読できる、新世紀へ向けた、新約聖書の決定版。
目次
マタイによる福音
マルコによる福音
ルカによる福音
ヨハネによる福音
ローマ市の信者への手紙
コリント市の信者への第一の手紙
コリント市の信者への第二の手紙
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
31
イエス様がどういう人物かが伝わってきます。1人の宗教革命家の物語として読むことができました。抄訳ですが、イエス様についてサクッと知るには良い本だと思います。2024/04/30
旅行人
1
ちょこちょこ読んだことはあったが、4つの福音書を読み分けたのは初めて。ヨハネの福音書だけ文体が違い一番読みやすかった。だが、やはり旧約聖書の物語の方が読み物としては面白い。2012/08/03
shinoyan
0
クリパの前に、読み直しておこう2014/12/12
naoto
0
全体的に読みやすかった。長かった印象だけど、本当はもっといっぱいあるんだよね。新約で「聖書に書いてある」ってあるのは、旧約を指してるのかな?2013/08/29