内容説明
シャドー・モセス島事件後、反メタルギア財団『フィランソロピー』として活動するスネークとオタコン。新型メタルギアの情報を入手するため、スネークはハドソン川を航行中の偽装タンカーに潜入するが…。2年後、武装集団に占拠された『ビッグ・シェル』へ潜入したのは、VR訓練を受けただけで実戦経験のないフォックスハウンドの隊員、雷電だった。雷電はそこでどんな敵に出会うのか?そして、スネークの行方は。
著者等紹介
ベンソン,レイモンド[ベンソン,レイモンド][Benson,Raymond]
1955‐。米国テキサス州ミッドランド出身。元々『007』研究家として知られ、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)のエドガー賞評論評伝賞の最終候補にもなった研究本『The James Bond Bedside Companion』の出版をきっかけに、『007』の小説版及び『007トゥモロー・ネバー・ダイ』などの映画ノベライズを多数執筆。舞台ミュージカルの演出や楽曲提供もしているマルチ・クリエイターでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
色々甚平
7
前作よりもゲームに忠実に描かれている。だが、ノベライズになると主人公である雷電が完全無傷という違和感は拭えない。「スネーク」と名付けられた雷電は正義という曖昧なものの中で永遠と踊らされ続ける姿があり続ける。最初から最後まで部外者のようでただの使い捨てとして存在する主人公は登場人物の誰よりも一般的な倫理観で動いている故に翻弄され続けるのはある意味物悲しさも感じる。2016/04/30
黒猫
7
ゲームの物語をそのまま淡々と綴っている感は否めません。もっと心理描写を入れたり、ニヤッとする小ネタを混ぜてほしいかな。ですが、ゲームをプレイしたことがある人なら、「あぁ、ここ苦労したんだよなー」など、懐かしい記憶が蘇ることは間違いありません。2011/09/23
しょー
2
雷電もスネークもかっこいい。身体技能、ビジュアルはもちろんだ。最重要な部分は、苦境を乗り越える精神である。二人の兵の姿に憧れる人は増え続けるだろう。敵の魅力も衰えない。名作は、登場人物の誰もを素晴らしく描くようだ。読んで良かった。2014/01/27
Asaya
2
ゲームのファンだし、前作読んでるから。 ノベライズだし、ストーリー知ってるから。 翻訳物だし、セリフはゲームそのままだから。 いろいろあるけど、しょうがないよね。2011/08/30
佐々木 雄太
2
前作のMGSと比較すると格段に文章が良くなったと思う。原作をプレイした時の事を思い浮かべながら読むとより楽しく読むことが出来ると思います。それにゲームでは語られなかった事を細かい部分で補足説明しているので原作をプレイした時の謎もすっきり解決したりしなかったり…。MGS3が少し期待したいと思います。2011/03/27