ノベルゼロ 皿の上の聖騎士（パラディン）―Ａ Ｔａｌｅ ｏｆ Ａｒｍｏｕｒ〈２〉

三浦 勇雄【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2016/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 291p／高さ 15cm
• 商品コード 9784042560210
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

伝説の甲冑。醜悍（おぞ）ましき真実と、王に背く勇者の神話。第二章――片腕を失ったアイザックは剣の特訓をしながら旅を続けていた。次の目的地はベヒモスの棲む大湖沼。しかしアイザックたちが着いたときにはすでに件の霊獣の姿はなく――？　伝説の甲冑、その醜悍（おぞま）しい真実に身を裂かれた聖母と、王に背き大陸を巡る旅に出た勇者の神話、第二章。

三浦勇雄［ミウライサオ］

屡那［ルナ］

内容説明

片腕を失ったアイザックは剣の特訓をしながら旅を続けていた。次の目的地はベヒモスの棲む大湖沼。しかしアイザックたちが着いたときにはすでに件の霊獣の姿はなく―？伝説の甲冑、その醜悍しき真実に身を裂かれた聖母と、王に背き大陸中を巡るフィッシュバーン家の神話、第二章。

著者等紹介

三浦勇雄［ミウライサオ］
１９８３年２月生まれ、弘前大学人文学部人間文化課程卒業生。第１回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞の審査員特別賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐島楓]

よく考えると（考えなくても）、あらゆる意味でグロい物語だ。でもどうしてか惹きつけられる。長丁場になりそうな内容なので、できれば最後まで付き合いたい小説。

2016/10/12

[まりも]

伝説の甲冑に隠された真実に迫る物語の第二弾。片腕を失ったアイザックが、ベヒモスの住む大湖沼に向けて旅する話。今回も真っ直ぐに王道なストーリー。身体の回収だけで終わるわけがないとは思っていたけど、2巻目にして大国の思惑も動き出したことで、ワクワク感が更に高まってきましたね。バトルの方も安定して面白い。ちっぽけな人間であるアイザックが、強敵と戦い勝利する姿は、とてもかっこ良くて最高に盛り上がりました。色々と謎も増えてきたし、一筋縄では行かなそうだけど、アイザックたちは今後どうなるのか。次巻も非常に楽しみです。

2016/09/19

[よっち]

片腕を失い剣の特訓をしながら仲間と旅を続けるアイザックの次の目的地はベヒモスの棲む大湖沼。しかしすでに霊獣の姿はなく、彼らの前に第二の聖騎士サイラスが現れる第二弾。先回りして独自の目的で動くサイラスたちの思惑。窮地にヒュドラの協力を得ようとするアイザックたち。弟大好きアシュリーと彼女を心配し過ぎなアイザックには苦笑いでしたが、イザドラと姉の身体を取り戻すために強敵と立ち向かうアイザックの闘いはとても熱かったですね。サイラスの正体は伝説の真相にも繋がっていて、物語もさらに広がりそうな予感。次巻も楽しみです。

2016/09/15

[こたつドラゴン]

安定の面白さ。バラバラになった姉を取り戻すだけかと思いきや予想外の展開に。まだまだ全貌が見えないので続巻が楽しみです( ´∀`)

2016/09/15

[みしぇるしゅーまは]

第二巻。王道ファンタジー。なんだかんだ物語の核心に一歩近づいた気がする。全何巻を予定しているのか心配になる内容。主人公のボロボロ加減も個人的にはそそられる。霊獣が思ったよりも人間に近く親近感が物凄くある。主人公がこれからどう成長していくのか？終わりはどうなってしまうのか、期待せずにはいられない一冊。

2020/03/09