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出版社内容情報
たとえ犯行映像があっても、容疑者が自白しても――この弁護士は負けない。殺人事件の裁判を逆転無罪に導き、一躍その名を高めた弁護士・本多。だが、彼の下にやってくる依頼は、散々な内容ばかり。そんな時、思わぬ人物からの依頼で弁護することになったのは、警察に罪を自白し、犯行現場をとらえた防犯カメラの映像まで突き付けられた容疑者。絶望的な状況を逆転するために、本多は一度は袂を分かつた「悪魔の弁護人」の手を借りることになリ――絶賛の声多数の陰謀と策略が織りなす究極の法廷劇、第2弾!
師走 トオル[シワス トオル]
toi8[トイハチ]
内容説明
殺人事件の裁判を逆転無罪に導き、一躍その名を高めた弁護士・本多。だが、彼の下にやってくる依頼は、散々な内容ばかり。そんな時、思わぬ人物からの依頼で弁護することになったのは、警察に罪を自白し、犯行現場をとらえた防犯カメラの映像まで突き付けられた容疑者。絶望的な状況を逆転するために、本多は一度は袂を分かつた「悪魔の弁護人」の手を借りることになり―絶賛の声多数の陰謀と策謀が織りなす究極の法廷劇、第2弾!
著者等紹介
師走トオル[シワストオル]
ゲーム業界勤務後、『タクティカル・ジャッジメント』にて第二回富士見ヤングミステリー小説大賞準入選、同作にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
43
今作はけっこうまっすぐな内容で、わかりやすくおもしろかった。阿武隈さんのハッタリが冴えわたっていて、彼の背景にある事情にも興味がわいた。2016/08/11
Yobata
25
無罪の弁護人を助けるためなら捏造も辞さない阿武隈と無罪放免を勝ち取り、嫌な意味でも有名になった本多。そんな彼の元に来た新たな依頼はなんと井上検事の弟の殺人事件弁護だった。すでに自白をしてしまってる事件を前に本多は再び悪魔の手を借り…。2巻は自白してしまった弁護人を助けるために取調をした警察を標的に戦う阿武隈と本多。今回も相変わらずの極論,暴論ぶちかましの阿武隈だけど、正論は決して外れていない一種の真っ当さがまさに悪魔の手腕だよね。それに事件の真相も早い段階で分かってたみたいで、我田引水の如く証拠を己の→2016/06/14
さばかん
20
圧倒的に不利な証拠があり、やっていない罪を自白してしまった。 そんなマイナス状態からのスタート。 ここからどのようにして逆転していくのか。 結果が分かっていたとしても、そこへ到る過程が予測できず想像できず考えつかず、悪魔の弁護人に終始圧倒されぱなっしであった。 人は皆嘘をつく。様々な理由で。どんな状況でも。 真実を明らかにする場において、立ちはだかる嘘の壁。 この壁を如何に攻略するか。 まぁこの作品はフィクションだから、ウルトラ超能力(笑)で見抜けちゃうんだけど。2016/08/14
サケ太
20
面白くて一気読みしてしまった。一巻の後から、弁護士の役割に疑問を抱くようになった本多。検事の井上、その弟が起こした事件から再び阿武隈の力を借りる事に。前科があり、犯行映像の証拠あり、本人の自白あり。不利過ぎる状況でそれでも依頼人のために全力を尽くす。阿武隈の口八丁が凄まじい。警察相手に一歩も引かず、どんな事でもする男。罪を犯してないとはいえ、そのやり方はグレーゾーン。「悪魔の証明」。真実をあぶり出す手腕がすげぇ!本多も徐々に事件解決を手伝っており、成長が楽しみ。2016/06/20
ツバサ
16
2巻も1巻同様面白かった。今回は阿武隈が法律を犯さずに解決した分、後味悪くない締めだった。今回も阿武隈に頼ってしまって自分の考えに迷いが生じてしまった本多はこれからどういう行動をしていくのか気になる。あと、井上さんのキャバ嬢姿の絵が見れないのは非常に惜しい。ラノベだったらッ‼︎2016/06/14