内容説明
刑事ロビショーは、街に舞い戻った一匹狼の犯罪者ソニー・マーサラスから、謎の手帳を託される。ソニーは、ニュー・オーリンズを支配するマフィア、ジアカーノ一家の逆鱗に触れ、中米に潜伏している筈だった。手帳のコピーを持つソニーの恋人が何者かに惨殺されたのは、直後のことだった。ソニーはなぜ危険な街に戻ったのか。手帳に記された秘密とは何か。不穏な動きを続けるマフィアの狙いは。答えを求めて動き始めたロビショーを、不気味な男たちが執拗につきまとう―。ミステリというジャンルを超越し、未踏の境地を独り行く巨匠バークの最高傑作。
著者等紹介
バーク,ジェイムズ・リー[バーク,ジェイムズリー][Burke,James Lee]
レイモンド・カーヴァーが編集したThe Best American Short Storiesなどに名を連ねていた文学畑の出身。大学でクリエイティヴ・ライティングを教えながら、「ネオン・レイン」でミステリに転じ、同主人公が登場するシリーズ第三作「ブラック・チェリー・ブルース」で’90MWA長編賞を受賞。ロッキー山脈の北部、モンタナに暮らす
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