光文社知恵の森文庫
蕎麦屋酒―ああ、「江戸前」の幸せ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334785949
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0177

出版社内容情報

新書のベストセラー(累計4刷・22,000部)が文庫化! お酒や酒肴も美味しい蕎麦の名店を数多く紹介。蕎麦屋で飲む酒はなぜうまいのか、素人でも出来る蕎麦栽培、日本酒の熟成など、食べ歩き以外の蘊蓄も満載。

内容説明

まずは板わさ、焼き味噌、たたき海苔など、簡単な酒肴でお酒を一本。さらに、出汁巻き玉子、天ヌキ、鴨焼きに合わせてもう一本。最後に蕎麦切りをたぐる。日本人に生まれてよかったぁ―。蕎麦と酒に関する豊富な知識と愛を基に、究極の大人の愉しみである「蕎麦屋酒」の極意を伝授。老舗から新店まで、五感で選んだ蕎麦屋ガイド付き。

目次

第1章 蕎麦屋酒の至福
第2章 蕎麦屋で飲む酒は何故旨い
第3章 蕎麦屋のロードマップ
第4章 蕎麦の美味しさの決め手
第5章 蕎麦栽培のススメ
第6章 日本酒を美味しく飲む
第7章 蕎麦屋酒を愉しめる蕎麦屋ガイド

著者等紹介

古川修[フルカワヨシミ]
1948年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了。工学博士。ホンダの研究所で革新技術の研究開発責任者を歴任し、受賞多数。国際シンポジウムの創設、ISOの国際議長就任などで国際貢献。2002年から芝浦工業大学システム工学部教授に就任。日本酒の常温自家熟成、料理との相性、造りの仕様との関連などを探求し、蔵元と交流。日本酒好きに美味しく飲む方法を発信している。蕎麦の自家栽培グループを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

18
「世界一旨い日本酒」http://bookmeter.com/b/4334786642 に感動して、古川先生の蕎麦の本も読んでみましたが、すごい! 日本酒だけではなく、ここまで蕎麦にこだわるかと、またまた感動です。蕎麦屋で飲む日本酒は何故おしいか、という、これまで誰も答えていない命題を説明しようとしています。後半の蕎麦屋の紹介は流し読みしようと思ったのですが、なかなかどうして、思わず引き込まれて読んでしまいます。近くの蕎麦屋の多いので、見よう見まねで蕎麦屋酒を味わってみようかと思っています。2015/06/27

まみ

11
お蕎麦欲が高まってきたので読んでみた。おもしろかった。蕎麦屋で飲むの、いいんだよー。著者は日本酒の研究もしていたり、蕎麦を打つだけじゃなくて蕎麦の栽培までしてたりしてす、すごいな、と思った。そして蕎麦欲はますます高まったものの蕎麦屋にはまだ行けてません。2013/05/11

白黒豆黄昏ぞんび

10
う~ん、これはいい本だ。まず古川さんの蕎麦に対する考え方、ひいては食に関する考え方ともいえるのだけれども、とてもしっかりしている。ご自分で栽培から蕎麦打ちまでを全てこなすので、相当な蕎麦通でありながら、間口の広さもあって、本当に蕎麦を愛していらっしゃる。蕎麦というのは栽培の仕方から皮の剥き方、粉の挽き方、打ち方、水きり、汁の合わせ方、その全てが味わいに影響する繊細な食べ物なんだなあとわかりました。最近蕎麦を食べる機会が増えたのですが、もっとちゃんと身を入れて味わおうという気になりました。2013/03/10

河瀬瑞穂@トマト教司祭枢機卿@MMM団団長

4
蕎麦と握り鮨は、江戸の美学「粋」が凝縮されています。「蕎麦屋で飲む酒」は、粋を楽しむスタイルのひとつ。舌で感じる旨いはもちろん、「心で感じる旨い」がそこにあります。そんな楽しみをまとめた一冊。「うんうん、そうですよねー。ソレが旨いんですよねー」とうなずきながら読みました。ごちそうさまです。2011/12/22

rurico

1
日本酒好きの工学部教授による蕎麦屋酒指南の本。蕎麦や日本酒の作り、歴史に触れているが、日本酒についてなら同じ著者の「世界一うまい日本酒」の方が詳しく、蕎麦についてももっと他の良書がありそう。ただ蕎麦屋で酒を呑みたいと思わせる雰囲気は十分にあり、杉浦日向子さんの「ソバ屋で憩う」と同じ系統の楽しみ方が出来る。2015/01/18

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