内容説明
人間の皮をかぶった悪鬼どもを見分ける薄明眼を持つぼくは、カーニヴァルの仲間の美少女ライアと三つ目の大男ジョエルとともにゴブリンに戦いを挑んだ。カーニヴァルの次の興行地はゴブリンの巣だった。やつらは、ここで何かを企んでいる。何か、今までにないほど恐ろしいことを。人を傷つけたり、殺したりするだけでは、あきたらなくなったのだ。もはや、やつらと全面対決するしかない。ぼくは意を決した。絶好調クーンツの戦慄と感動のホラー・サスペンス！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
散文の詞
127
上巻からの続き第一部が唐突に終わって、第二部に突入。 と言うか、化物が支配する町！相手は、たった百万！！ おいおい、どうなるんだって？ なんか、敵アジトっぽいところに攻撃を仕掛けます。 この辺りの表現はうまいです。 ワクワクドキドキものです。 面白いです。 ただ、残念ながら、第三部も書くのかな？って感じで終わるのが、ちょっと残念ですね。 2021/01/05
Tetchy
3
カーニバルの三つ目の巨人ジョエル・タックを始めとしたフリークスたち、カーニバルの総支配人ジェリイ・ジョーダン、ヨンツダウンに住む老人ホートン・ブルイットなど魅力的な人物が出てくるのだが、物語にどうも活かしきれていない。そしてやっぱり最後の最後でやってくれたよ、クーンツは。この180度転換した意趣変更は正直面食らった。作者は途中で筆とエネルギーを費やしすぎて燃え尽きてしまったのだろう。しかし、この内容を是として出版したクーンツもすごいと思うが、版元もすごいと思うわ。2009/10/25
101 TOMy
2
下巻は読みやすく、とても面白かった。うまくいきすぎ、つっこみどころはあるものの、主人公に頑張れと応援したくなりました。2021/05/09
ジョニー
2
カーニバルのフリークスだとマキャモン の遥か南へを思い出す。こっちは何か感情が揺さぶられない。ゴブリンとの戦いもあっけなかった。血は出してもアクションだけでは怖くならない。2019/04/11
アインシュタイン
2
ゴブリンて…日本人には馴染みが無いから怖くないし、なんか変な感じ 今一盛り上がりにかけたからしばらくクーンツはお休みしよう2013/02/09
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