内容説明
東でレースがあると聞けば、原稿があっても駆けつけ、西で麻雀をやると知れば、一睡もせずにやってくる…無頼派が大人の夢を追いかけ、日本列島を縦横無尽にひとっとび!仕事は忙しいが、仕事がない日はもっと忙しい。なんともやるせなく、どことなくいとおしい、ぐうたら作家の極上ギャンブル放蕩記。
目次
生きてなんぼでしょう
魔法のランプ
ハワイの再会
競輪始めの朝
鬼脚が来た
アフリカから「麻雀したい」
ジャンボ、マサイマラ
早く着かないかナ
草原の少年
温泉競輪〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ランラン
8
本のタイトルからして著者の人柄が垣間見れる。それにしても著者の豊富な人脈に驚かされるが、ギャンブルをエネルギーに変えているその素質は能力の高さをあらわしているのだろう。2021/12/16
pagrus55
1
☆☆☆☆2018/05/30
jjj
0
しかしはっきり言っておくが、ギャンブルは人生には何の役にも立ちません。けれど役に立つことだけをするのが人間の生き方ならば、たぶんこの世の中は偽善者であふれるだろう。一見何の役にも立たないように映るものの中に、実は生きて行く上でのヒントがあったりするのではと、私は思っている。(302頁)この本のなかで、心に残った一文です。2023/07/27
-
- 洋書
- SISSI