「日本人」であることとメディア―日本人らしさと世論の社会心理学

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「日本人」であることとメディア―日本人らしさと世論の社会心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326251872
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C3011

出版社内容情報

メディアをとおして「日本人」であることはどう意識されるのか? 多様化するメディア利用との関係とは。社会心理学の観点から解析!

社会の出来事をさまざまなメディアで見聞きすることは、私たちの日本人意識やグローバル意識、世論とどのように関わるのか。日本ネタ番組から、天皇の退位・即位、東京オリ・パラ、サッカーW杯、WBCといったメディア・イベント、新型コロナまで。調査データを読み解き、変わりゆく日本人らしさとメディアの現在地を提示する。


【目次】

まえがき[有馬明恵]

Ⅰ 日本人らしさを再確認するとき――日本ネタ番組と改元イベント

第1章 日本ネタはテレビ番組でどう描かれているか[志岐裕子]
 1. テレビの中の日本
 2. 日本ネタ番組の形式的特徴
 3. 日本ネタ番組が描く「日本」
 4. クラスタ別にみる日本ネタ番組の特徴
 5. 多様な視点で描かれる「日本」

第2章 日本ネタ番組の視聴と日本人意識・コスモポリタニズム意識[志岐裕子]
 1. 日本ネタ番組と国民アイデンティティ
 2. 日本ネタ番組の視聴経験と日本人意識・コスモポリタニズム意識との関係
 3. 「外国人から見た日本」は日本を誇りに思う意識を高めるか

第3章 平成の終わりと令和の始まりをメディアはどう伝えたか[山下玲子]
 1. 現上皇の「生前退位意向」表明から元号発表まで
 2. 新元号発表,天皇の退位・即位の儀式を伝えた番組とその出演者
 3. 新元号発表日(4月1日)の番組の特徴
 4. 退位礼正殿の儀(4月30日)を伝えた番組の特徴
 5. 剣璽等承継の儀・即位後朝見の儀(5月1日)を伝えた番組の特徴
 6. 祝賀ムードの中で先送りされた皇室を取り巻く諸問題

第4章 天皇の退位・即位と日本人意識・コスモポリタニズム意識[有馬明恵]
 1. 国民アイデンティティを再確認するツールとしてのメディア
 2. 日本人の天皇観と皇室観
 3. 視聴経験からみる改元関連の儀式・行事に対する国民意識
 4. 儀式・行事の視聴経験と日本人・コスモポリタニズム意識との関係
 5. 儀式・行事の視聴経験からみる天皇・皇室の意義

第5章 ジェンダーの視点から見た象徴天皇制[有馬明恵]
 1. 天皇・皇室へのイメージはどこから来るのか
 2. 女性天皇,女性皇族に対する態度
 3. 象徴天皇制と女性皇族
 4. 性役割の維持装置としての象徴天皇制とテレビ

Ⅱ 日本人であることを誇りに思うとき――オリンピック,FIFAワールドカップ,WBC

第6章 東京オリンピック・パラリンピック開催をめぐる賛否の理由[有馬明恵]
 1. 東京オリンピック・パラリンピックはどのように評価されたか
 2. 東京オリンピック・パラリンピック開催に対する人々の意見
 3. 東京オリンピック・パラリンピックに対する意識とメディア利用
 4. 開催への賛否に影響した人々の特性や心理的要因
 5. 東京オリンピック・パラリンピック開催をめぐる日本人の分断

第7章 「メディア・イベント」としての東京オリンピックに対する評価[山下玲子・藤井達也]
 1. 評価が分かれた東京オリンピック・パラリンピックの開催
 2. 東京オリンピック・パラリンピックに関するメディア利用

内容説明

日本人らしさ、日本の誇り、世論や分断は、いつ、どのように意識されるのか?多様化するメディア利用との関連とは?日本ネタ番組から、天皇の退位・即位、東京オリ・パラ、サッカーW杯、WBCといったメディア・イベント、新型コロナまで。調査データで読み解く、変わりゆく日本人らしさとメディアの現在地。

目次

1 日本人らしさを再確認するとき―日本ネタ番組と改元イベント―(日本ネタはテレビ番組でどう描かれているか;日本ネタ番組の視聴と日本人意識・コスモポリタニズム意識;平成の終わりと令和の始まりをメディアはどう伝えたか ほか)
2 日本人であることを誇りに思うとき―オリンピック、FIFAワールドカップ、WBC―(東京オリンピック・パラリンピック開催をめぐる賛否の理由;「メディア・イベント」としての東京オリンピックに対する評価;コロナ禍でのオリンピックと開催国イメージ ほか)
3 日本人として世論・分断・リスクを意識するとき―年代、ジェンダー、国際情勢、新型コロナウイルス―(メディア利用の年齢差とグレイ・デジタル・デバイド;「#わきまえない女」が浮き彫りにしたもの;ウクライナ情勢と日本人のグローバル意識 ほか)

著者等紹介

山下玲子[ヤマシタレイコ]
東京経済大学コミュニケーション学部教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。専門はメディア論、社会心理学

有馬明恵[アリマアキエ]
東京女子大学現代教養学部教授。博士(社会学)。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。専門は社会心理学、メディア論、ジェンダー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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