歴史新書
もっと知りたい神奈川県の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800305244
  • NDC分類 213.7
  • Cコード C0221

目次

第1章 神奈川県の史跡篇―古墳・城郭・陣屋など(史跡への招待 鎌倉、小田原、横浜―この三都の歴史的意味。;旧石器時代遺跡「田名向原遺跡」はなぜ重要なのか? ほか)
第2章 神奈川県の信仰篇―神社・仏閣など(宗教遺産の謎 鎌倉幕府の樹立で仏教文化の中心地となった相模;小田原市の「勝福寺」と怪僧・道鏡の関係とは? ほか)
第3章 神奈川県の事件篇―合戦・事件など(事件を探る「武家政権」と「明治維新」の“発祥地”;相模原の巨人「デイラボッチ」伝承とは? ほか)
第4章 神奈川県の人物篇―出身とゆかりの人たち(こんな人がいた!日本史上の「要地」、神奈川県とかかわった人びと;後三年の役で右目を射られながら活躍した「鎌倉景政」とは? ほか)
第5章 神奈川県の文化・生活篇―かながわ文化遺産(神奈川発!古都と港町がつくり上げた神奈川県の文化;上野遺跡で見つかった土器片は「日本最古」だった!? ほか)

著者等紹介

小和田哲男[オワダテツオ]
1944年、静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。静岡大学名誉教授。日本中世史、とくに戦国時代を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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9
安定の小和田先生。見開きにせいぜい4pで様々なコラムが並んでいる。鎌倉の大仏に当初は社殿があったけれども、津波で流された話。崎陽軒のシュウマイの醤油ケースの話。鎌倉には頼朝の墓と大江広元の墓がすぐ近くの、ものすごく急勾配な崖っぽいところにあるんだけど、薩摩の島津は先祖が頼朝の御落胤を自称してて、長州の毛利は大江広元が先祖なもので、境界線はどこにするか、参道はどっちが整備するかなどもめにもめたあげく、平成14年になって、一帯の土地を鎌倉市に寄付したという話がとても面白かった。仲良くしろ。2015/10/17

rbyawa

4
g041、この直前に読んでいた「あなたの知らない」のシリーズの神奈川県でちょっとだけ足りないかなー、と思ってた部分はほとんど触れられてたんじゃないかな。そうそう、東海道の主要街道として負担を分担、宿泊客の取り合いをしたこととか、そもそも鎌倉幕府の時点でどうしてここが選ばれたのかとか、地味に知りたい部分だよね(後者は結局そこまではっきりした見解はないんだけど)。古代、武蔵国と連動してたんだと、武蔵国の所属変更で引き離された可能性もあるのかなぁ、ここのシリーズで専門家を呼んでの古代~中世史の展開も歓迎するよw2016/04/30

のぶさん

2
神奈川県の歴史上のエピソードを原則として見開き2ページでまとめている。話題は石器時代から明治まで多岐にわたり、「へぇ」っと思う話題がある反面、詳しく知りたいと思うと物足りない。この手の本の限界ではあるが、参考文献だけでも充実させられないかと思う。2017/02/19

Naota_t

1
★3.1 神奈川県に住んで2年くらいになる。正直、東京の方が定期券内なので、神奈川へ出かけて遊んだりはあんまりしていない。神奈川は意外と広く、箱根、小田原、湘南、茅ヶ崎、平塚、、またまだ行っていない場所はたくさんある。神奈川には鎌倉幕府があった。奈良出身としては、何となく親近感がある。長谷寺もあるし、大仏もあるし。横浜は明治時代には海外の窓口として、日本の近代化に大きく貢献した。読んでいると神奈川は結構すごい。日本の歴史に大きく貢献している。去年は初めて鎌倉に行きました。今年も色々観光してみたい!2018/02/10

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