内容説明
たとえば、告白するタイミング。私の経験でいくと、離れた場所からの告白はうまくいかないことが多い。離れた場所ってどういうことか、というと、電話、手紙、メール、などである。これらで、自分の思いのたけを告白するのは、危険が大き過ぎる。自分の切実さや、テンションが、相手に手に取るように伝わらない分、相手が引く確率が高くなる。会って至近距離。これが基本…等々、ラブストーリーの名手が語る本音の恋愛エッセイ集。
目次
恋をする(アマチュアな恋愛が教えてくれたこと;ただのおともだちから始まる恋 ほか)
憧れる(1998年の大きなおともだち;置き去りにされた青春―永井さんのこと ほか)
仕事をする―ビューティフルライフ!!(初顔合わせ!;行けるけど帰れない道 ほか)
休む(ラクに生きる、ということ;アイロンにはまる ほか)
著者等紹介
北川悦吏子[キタガワエリコ]
脚本家。早稲田大学卒。作品に「素顔のままで」「あすなろ白書」「ロングバケーション」などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
工藤俊悟
1
● 別に女として愛されなくても、恋愛対象にならなくても、人間として人として、尊重されれば生きていけると思う。大事にしてくれる、相手の誠意さえ受け取ることができれば、十分に生きていけると思う●明るい人と、一緒にいて明るくなれる人は違うし、楽しく生きている人と、一緒にいて楽しい人というのは、やっぱり違う気がする●神様が本能として人間にインプットした以上、死んでくや苦しみはつらいけど、それに打ち勝つものを、人は持っていると信じたかったんです。そして、どんな状況にある人も救いたかったし、私自身救われたかった。2018/10/13
さやややや
0
実家からの荷物に紛れてて、結婚へのプレッシャーを感じた本。最初の方が、恋愛指南含みのエッセーなんだもん。余りに怖くて母に問い合わせたところ、「買ってみたけど、なんか私には若すぎて…」とのこと。買う前に気づけ!オーバー50でしょ!ロンバケ好きですが、ロンバケに触れてるのがちょっとだけで、しょぼーん。なんか、強いなぁと思いました。そんで、小説家じゃなくて脚本家だなぁと思いました。2009/02/11
みさよ♪
0
今まで色んな雑誌等に掲載されたものを集めたエッセイ集。1番古いもので1992年だから20年も経っているのだけど、今のものと続けて読んでも違和感がないなぁ。悦吏子さんの旦那様が、悦吏子さんが書いたドラマのヒロインを見て、「あなたを見てるようで気持ちが悪い」とテレビを消したっていうエピソードが面白かったε=(>ε<*)私もヒロインがとても悦吏子さんに似てると思ってきた人だから、間違ってないんだなって(笑)2012/10/17
tada shohei
0
★4 女性(脚本家)が女性について書いている本。このCM推してた。すごくいい。http://www.youtube.com/watch?v=fkljEKjpQf4&feature=related2012/10/08
chisatea
0
き・・・北川悦吏子さんが吉田美和さんに対し書いている 永遠の野性の少女と・・・2010/12/25
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