角川文庫<br> 恋をする人しない人

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角川文庫
恋をする人しない人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 190p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041966204
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

恋は人生にとって、必要なものなのだろうか。恋の狩人・北川さんは「恋愛をしない人生の方が、はっきり言って無駄が少ない」と言ってのけているし、恋の観察者・柴門さんは「恋の達人になるのにはっきり言って努力がほとんど役に立たない」と明言している。恋愛の教祖とも言えるふたりですら、「恋」の前には無力だったりする。でも、人は恋をする。どんなに痛い思いをしても、また恋をする。してもしなくてもいいのに、恋をする人をうらやましく思ったりする。そんな恋にこりない人たちが少しでも楽になるように語り合ったロングセラー、待望の文庫化。

目次

恋は目ではじまる(私の場合は、恋は目ではじまります;「この人を好きだな」と思う瞬間が恋のはじまり ほか)
愛したい人愛されたい人(世の中には愛したい人と愛されたい人がいる;あまりしつこくし過ぎると嫌われる ほか)
恋というビョーキにかかったら(素敵な恋人に出会えるかどうかは運次第;彼氏がいないことを不幸に思うのがいけない ほか)
別れの予感を感じたら(電話が間遠になったら別れのサイン;一旦別れたら、よりを戻すのは難しい ほか)
結婚はしたい時にしなさい(歳を取ってからの最高の伴侶とは?;結婚は一種の保険みたいなもの ほか)

著者等紹介

北川悦吏子[キタガワエリコ]
シナリオライター。早稲田大学卒。作品に、「素顔のままで」「あすなろ白書」「君といた夏」「愛していると言ってくれ」など。エッセイや作詞の分野でも人気を集めている

柴門ふみ[サイモンフミ]
漫画家。お茶の水女子大学卒。79年「少年マガジン増刊号」で漫画家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こちゃら。

20
サイモンと北川悦吏子のリレー式エッセイ。文字通り、恋について愛についてのアレコレ。同意できることもあれば、そっかな~~な事も。それにしても‘価値観’ってなんだろうなぁ・・私はこの年になっていまだに自分を確立できていない。そんな私にとって価値観が合う合わないって・・ってとこからして難問。2017/02/12

MILKy

9
【売】2003*再読。表紙が可愛く。子供の頃当時のドラマと言えば、柴門ふみ、北川悦吏子。前者、東京ラブストーリー、あすなろ白書。後者、素顔のままで、あすなろ白書?(共著?)ロンバケ、ビューティフルライフなどなど。その2人が恋をテーマ(決して、恋する人、しない人というテーマでもない?!)に交互に語る。同じ年代2人でも共通することもあれば異なることも。でもホント、装わないことってつくづく大事だと思う。恋愛ならまだしも結婚となれば生活そのものだものね、装わないといけない相手ならそもそも縁がなかったってことね2022/02/24

Arisa*

8
とても勉強になる本だった。何度も読み返したい。2013/12/01

re;

6
先日東京ラブストーリーの原作を手に取った流れで本著、である。往年のラブストーリーメーカー二人によるやりとりはさすが!年齢を感じさせない…というか、その時々のリアルをきちんと把握しながら全世代に共通する感覚として提供してくれている。いくつになっても恋や愛って傍にあって、下心、真心。それぞれに奔走する私でいいんだね。恋愛には人の数だけ方法があって、正解なんて当然ない。想いが重なる方が奇跡で、すれ違っている大半の時をどうやり過ごすか。私と相手は別の人間であり、お互い当たり前に尊重されるべきだと改めて感じた。2015/11/03

gram1126

1
★★2016/03/20

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