内容説明
2年間書けなかったベストセラー作家・永瀬康のもとに、ガッツはあるのだけれど、恋も仕事も今ひとつ上がり切れない編集者・須藤美咲がやってくる。永瀬の隣人・鍋友恭二は駆け出しの、でもモテモテのイラストレーター。彼のもとにはファンの女の子・小林香乃が押しかけてきて、彼らの住むサンセットマンションに恋の神様が舞い降りてくる。果たして、作品が生まれるのか、恋が生まれるのか?中山美穂・豊川悦司・香取慎吾出演の連続ドラマの完全ノベライズ。
著者等紹介
北川悦吏子[キタガワエリコ]
シナリオライター。早稲田大学卒。エッセイや作詞の分野でも人気を集めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
99
Bar追分の主人公が脚本を書いていて、どんな感じかな?と思っていましたがこの本を図書館で借りたのを思い出し早速読んでみました。正直…読みにくいですね。でもドラマだったら面白いのかも?有名な俳優が出演されていますし。この脚本家さんは有名なドラマをたくさん書かれている方ですね。いつも思いますが、この脚本を全部暗記して撮影に望む俳優さんはすごいです。完璧に覚えるのにストレスが溜まりそうです。ちなみに小説としてはありえない設定でした。でもドラマだったらここで音楽が流れてハッピーエンドと想像できるのがすごいです。2019/06/18
ドリル
16
★★★★2022/02/10
roomy
9
図書館で発見。ドラマのノベライズで中山美穂さんと豊川悦司さんの声を想像して会話部分を読みました。なんにでも猪突猛進な編集者・美咲とちょっと気難しい数年書けないベストセラー作家・永瀬のお話。30代のこんな恋、かわいいな〜と思った。2012/03/18
くーぴーめりー
6
ドラマのノベライズ本です。永瀬先生と美咲のやり取りが微笑ましく、スラスラと読めてしまうので、気分が滅入った時に読むと、なんだか元気になれます。2016/01/20
かこ
4
ドラマが好きで、買った。何度か読み返してるけど、今回とても久しぶりに読み返した。主人公の美咲は美人だけど、重い、と恋人にいつもフラレてしまう。けど、喜怒哀楽の感情表現が豊かな美咲の様子は、読んでいてとても魅力がある。美咲の言う言葉にとても共感するし、まるで自分自身のように感じる。恋がしたいときに読むのも良い。フラれたときに慰められることもある。本の中で多彩なキャラクターたちがころころ動き回っているようにするする読める。好きな本のひとつ。2016/08/20
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