内容説明
美しいお姫さまたちの華麗なる晩餐会や舞踏会。そこではどんな食器でどんなものを食べていたのか。そして交わされていた会話は?今では見ることのできない姫君たちの食事風景はもちろん、恋愛、結婚、秘め事を明かします。毎晩のように正体なく酔いつぶれていた貴婦人たち、フランスで流行したエッチな形のお菓子など誰も知らないエピソードが詰まった一冊。食にまつわる歴史のこぼれ話を楽しんでみませんか。
目次
1 歴史は食卓で作られる
2 王侯姫君たちのメニューから
3 グルメ事始めの物語
4 食卓のにぎわい、銘酒ここにあり
5 優雅なひととき、ティータイムへの誘い
6 食通ごのみ、テーブルの逸品
7 きわめつけ泰西カフェ案内
著者等紹介
桐生操[キリュウミサオ]
パリ大学(ソルボンヌ大学)・リヨン大学に留学、フランス文学および歴史を専攻。帰国後、執筆を開始。西洋史を中心に、歴史の知られざるさまざまなエピソードを紹介し、好評を得ている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
45
料理や紅茶、ワイン、食器などの成り立ちやエピソードの話が多かった。2021/10/01
Theodore
1
やんごとなき姫君たちの~とタイトルにはついているが、実際は男性に関するエピソードの方が多いのでそのあたりがちょっと残念。女の話だけでは間が持たないのか…。個人的には美味しい紅茶の淹れ方の話がすごく参考になった。2023/04/04
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
0
【食にまつわる歴史のこぼれ話を楽しんでみませんか】……とあるんですが、個人的には、特に、『紅茶』に関するエピソードが興味深く楽しめました。2014/10/22
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
0
【今では見ることのできない姫君たちの食事風景はもちろん、恋愛、結婚、秘め事を明かします】……とあるように、物珍しい話がたくさんあって、楽しめました。2013/09/30