角川文庫<br> 聖アントニオの舌

電子版価格 ¥410
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
聖アントニオの舌

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 209p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041932100
  • NDC分類 915.6

内容説明

時は中世イタリア。当時パドヴァに暮らした修道士アントニオは、人智を超えた不思議な力で数多くの奇蹟を起こし、人々を病苦・死から救い出したという。彼の死後七百年以上経った今も、その聖性は人々の心に脈々と生き続け、その証として崇められているのは、彼の干からびた舌であった…。表題作の地パドヴァ、魔女伝説が残るトリオラ、鞭打ち苦行の儀式が行われるチェリアーナ、魔都と呼ばれるトリノ等、直木賞作家の著者が、イタリア中世の奇蹟と神秘の地を訪ね歩き、彼らの魂と深層を探りあてた、知的好奇心溢れるエッセイ。

目次

聖アントニオの舌
謝肉祭
魔女の町
鞭打ち苦行僧の行列
異端者の谷
魔都トリノ
メドゥーサの息子
夢の戦い
土の瘡蓋

著者紹介

坂東真砂子[バンドウマサコ]
高知県生まれ。奈良女子大学住居学科卒業後、イタリアで建築とデザインを学ぶ。96年『桜雨』で第三回島清恋愛文学賞、97年『山妣』で第一一六回直木賞、2002年『曼荼羅道』で第十五回柴田錬三郎賞受賞。現在、タヒチ在住