角川ホラー文庫<br> 混成種―HYBRID

角川ホラー文庫
混成種―HYBRID

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041931011
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

それは、天才が生み出した一つの発明から始まった…。学界から異端視されている黒田博士の発明「金属植物」は、画期的であるにもかかわらず、学界やマスコミから全く相手にされなかった。―なんとかして世の人々に認めさせたい。黒田は、金属植物「チップ」を代用神経として使うことを思いつき研究を重ねた。実験が進むにつれ、黒田は妄想と狂気のはざまに入り込み、ひとつの想いに捕らわれていった。そして…。衝撃的なテーマで新たな恐怖を描いた異色のホラー。第1回日本ホラー小説賞佳作作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほっしー

2
「自己中男の末路」 : 生きている金属を作り、それが自我を持ち始めたというのが話の骨子となる……のだが、他の角川ホラーシリーズに比べ主人公の影が薄い。中盤からは主人公=チップ(敵役)になるので要所で自意識が出てくる以外は出番無し。しかも、元々が自らの自己顕示欲が事の発端なのでカッコ悪い。取り立ててエロ・グロがあるわけでも無く、非常に薄味な小説となってりる。ただただ、主人公のダメっぷりが印象に残る結果となった。2012/09/06

ごましお

1
つまんなかった。ァァとか、ィィィとかが読んでて気持ち悪かった。つまらない少年漫画みたい。2013/10/07

狡噛 慎也

1
金属植物という特殊な発明をする男。しかし、あまりに特殊なその発明に、評価を得られないことに怒り、失望する男…それはやがて、ある悪意に付け込む隙を与えてしまう。自分が制御していたものに、制御される屈辱。ホラー大賞の佳作ということで読んだのだが、サイエンス色よりもバイオレンス色が強く際立ってしまい女性には不向きかと思われる。2004/03/10

ペトロトキシン

1
セリフの最後につく「ィィィィ」とか「ァァァァァ」とか言うのが、漫画のJOJOのようなセリフみたいで、それが気になって仕方ない。話の内容もよく考えたらJOJOっぽいよな。石仮面に乗っ取られるのと、共通点があるような…2010/03/21

アイリス

1
ホラーよりギャグの方が近いんじゃないかと思うんだが。読まない方がいい作品でした。2009/08/28

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