角川文庫<br> 双鬼の剣―流想十郎蝴蝶剣

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角川文庫
双鬼の剣―流想十郎蝴蝶剣

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041918081
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大川端で武士団の斬り合いに遭遇した想十郎は、傍観を決め込もうとするが、連れの田崎十郎太が劣勢の側に助太刀に入る。敵は手練で、このままでは田崎も危ういと、想十郎も抜刀してその場を収めた。乱闘の原因は遠江・江島藩の藩内抗争で、引き続き助勢を求められた想十郎はすげなく断るが、人のいい田崎が引き受けてしまい…。敵方には、「青鬼」「赤鬼」と呼ばれる遣い手がいた。“双鬼の剣”に、想十郎が挑む。書き下ろしシリーズ第6弾。

著者等紹介

鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。近年は時代小説、剣豪小説の分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひかつば@呑ん読会堪能中

7
第6弾は江島藩の内紛。すっかりレギュラーとなった田崎とふさだが、この2人、他の藩の抗争に係わっていいのか? まぁふさの場合は想十郎への愛という大義名分があるが、今回は箱根まで行ってしまった滝野藩徒目付の田崎は暇でしょうがないらしいな。2013/09/09

だいしょう@SR推進委員会

2
題名のとおり、二人の鬼のような手練れの剣客との闘いに、無駄にクールな主人公が挑みます。幾度かたじたじとなる主人公。今までのような余裕のある剣戟とはいきません。きっかけは、道を歩いていて出会う侍同士のいざこざから…これも毎度のパターンなので、もう少しひねってほしい。ちょっと違うなと思うのは、人に対する「情」が出てきたことでしょうか。幼い時から仕えてきた下男のわがままをきいたり、彼女と一緒に温泉に行きたいなどど口説いたり。さて、次は最終巻。どこまで人間くさくなるのか、楽しみです。2011/12/06

Giyaman Teialuji

1
ますます快調、一気読み(^o^);2022/09/12

Suzu

1
流想十郎シリーズ第6弾。江島藩のお家騒動に巻き込まれる。江島藩には赤鬼青鬼と呼ばれる遣い手がいる。そして岩砕きの剣と鬼面斬りという剣を遣い二者一体で攻撃してくる。想十郎はこれをどう迎え撃つのか?どうでもいいけど忠七。あんた足手まといなの気づけよ。想十郎の邪魔するなと言ってやりたい。そして次巻に進む。2018/01/27

1
「強敵だ」と言う割にはそんなにピンチを感じない2017/11/15

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