内容説明
深夜のオフィス街で、突如発生した連続猟奇殺人事件。内臓を全て引き出された死体は、どれも無残を極めていた。そして奇妙なことに、どの死体も指の一本が現場に見あたらない。一体誰が、何の目的で…。気鋭の新人が描く恐るべき狂気の世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
No.7
2
もう少しハッキリしたラストだったら良かったのに…途中までの雰囲気は良かったです。期待感も上手い具合に高まってたのにモヤモヤします。2021/07/22
爺
2
読み始める前には｢リング｣くらいのﾚﾍﾞﾙのものを期待していたのだが、どうやら期待外れだった。それ程酷いというわけではないが、明らかにＢ級的な雰囲気が濃厚。2015/02/08
ぽるる
0
電波系かとおもいきや、伝承系？だったね。でも、マニキュアってそんなに速く乾かないよね笑。2013/09/09
ジャッカル佐崎
0
タイトルとプロローグから｢人の身体を操って殺人を行わせる存在がいるのだな｣とはすぐ気づくが、それが悪霊なのか催眠術なのか宇宙生物なのか、読み進めてもなかなか分からないうまい構成。わくわくしながら最終章にたどり着くと｢?????｣となってしまう。｢主観視点での描写がすべて幻だった｣という掟破りを2回もやらかすせいでアンフェア感が強く、｢あの人が真犯人なら、あのカッターナイフはなんだったの？｣みたいな新たな疑問を真面目に検証する気が薄れてしまう。ラストまではそれなりに楽しく悩みながら読めたのだが。2022/10/20
