内容説明
ラブホテルの一室で殺人事件が起きた。殺人現場で犯人として名乗り出たのは、まだあどけなさの残る女子高生。この事件の捜査にあたった三河刑事のもとに、「事件から手を引け」という脅迫状や爆発物が届けられて(「明日なき十代」)。表題作「明日なき十代」をはじめ、「泳ぐひと」「たそがれの維納」「愛情の瞬間」と、懐しの名画からタイトルを借りた珠玉の短編ミステリー四作を収録。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール読物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぃすりぃ
3
短編4つからなる作品。「愛情の瞬間」に描かれている夫婦愛がとても好き。2013/07/22
kaizen@名古屋de朝活読書会
3
明日なき十代 泳ぐひと たそがれの維納 愛情の瞬間 の4話。 なつかしの名画から題材を拝借して作成しているもの。 音楽関連が主題の本に駄作がないのと同様, 名画からの拝借で失敗例がないような気がする。 ちょっとくどい作品もあるが, 読後の嫌みがないところが,赤川次郎流の軽さだろう。2011/09/16
昔ホンヤサン
2
赤川さんの作品の登場人物はみんなアクティブ!殺されちゃう人も犯人もみんなよぅ動く!だから会話が続く場面でもおもしろく読めるのかな、と。あと倫理観があるのかないのか…といった登場人物も多すぎ。2018/02/16
しん
2
短編4つ。さくさく読めました。ミステリーとしても謎解きとしても薄いのは否めませんが、どれも一捻りあって、楽しめました。2016/12/14
ミュゼスルタン
2
面白かった。2016/03/29
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