内容説明
夢か現実か。現実の世界に非日常が入りこむ時、そこには無限の闇が…。4人の作家による4つの恐怖。あなたは、この恐怖に耐えられるか。豪華メンバーで贈る、ファンには絶対見逃せないホラー・アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
8
夢枕獏著「下衆法師」安倍晴明の話。栗本薫著「バックシート」 ある雨の日に乗ったタクシーでの出来事。赤川次郎著「見果てぬ夢」昔付き合っていた女性が夢の中に登場。竹河聖著「幻想マシーン」幻想マシーンに乗って不思議な体験。「下衆法師」以外は後味がちょっと悪いです。私は「下衆法師」の話が一番好きです。夢枕獏さんの陰陽師シリーズを読んでみたくなりました。★★★2010/02/09
5〇5
4
あら、当事者だったら「夢なら覚めて!」と叫びたくなる作品集ねぇ。ただ、夢枕獏の安倍晴明モノだけは毛色が違うわねぇ。タイトルが「悪夢」だけに名前の”夢”繋がり?2018/12/02
ちょん
3
読んだことあったような気もしますが…怖い話でした2015/11/02
kaizen@名古屋de朝活読書会
3
夢枕 獏がホラーを書いているのを本書で初めてしりました. 赤川 次郎 のホラーも本書が初めてです. 2人のホラーに対して、 栗本 薫はホラーを何冊も読んでいたので、なんとなくああ、そういうことなのかという気がしました. 竹河 聖 は読むのも、聞くのも初めてです.ごめんなさい。2011/05/11
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
3
☆×4.5…夢枕獏の作品はあんまりぞっとは来ませんが、その他3つの作品はうわー、と思わせるような気持ち悪さを感じさせてくれます。特に最後に出てくる作品は「狂気」そのもので、最後のほうに来ると完璧に暴走してしまいます。しかも血なまぐさい、と来た。お勧めは今は亡き栗本薫の作品。典型的なアッーなホラーです。文章が狂気に満ちていますし。2011/12/26
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