内容説明
正式に解散したはずのアメリカ空軍のUFO調査機関が、極秘裏に動いていた。過去に撮影された何万枚もの衛星写真を拡大分析していたところ、南米ギアナ高原で撮った数枚の写真に、およそ8000万年前に絶滅したはずの翼手竜が写っていたのだ!現在の地球に、人類の目の届かない場所があり恐竜がいたなんて、そんな馬鹿なことが…!そのころ大阪で開催されていた日本初の万国博の会場でも事件が起こっていた。ごった返す会場が突然停電、その暗闇の中で、盗難騒ぎとひとりの女子高校生の失踪事件があった。書下ろし・面白傑作長編冒険小説。シリーズ第1弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentarou Takeuchi
0
久しぶりの高橋克彦。盛り込み過ぎた物語は最後に投げ出す感じで終わったわ。唐突なあがた森魚はメディアミックスのはしりかなにかだったの?2017/05/05
ひでまろ
0
初めて読んだ時の好印象が残っており、約25年ぶりに再読。改めて読むとかなりとっ散らかった内容に思えました。寝っ転がって一気に読むには良いかも知れませんが、通勤電車で途切れ途切れで読むにはチトつらい文章でした。2014/08/12
モリ
0
あがた森魚のアルバムがすばらしかったので。普段高橋克彦を読まないので、このご都合主義的なところとか、荒唐無稽感とか、主役の子ども達の動機付けが不確かだとかいうのが、少年冒険小説風でわざとやっているのか、単純に筆者の作品の特徴なのかがわからない。CDアルバムは三部作予定で、二作品目(豹と青猫)までしか出ていなかったと記憶するが、小説にも続編があるようなので、チェックしてみたい。2012/08/26
慧
0
★