角川文庫<br> 陰陽師鬼談―安倍晴明物語

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角川文庫
陰陽師鬼談―安倍晴明物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041690369
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

そこに立った子は、ふしぎな面立ちをしていた。最近、都で流行りだした舞楽の面のようだった。風が吹くと、赤毛がふわりとふくらむ。異国の香りをただよわせるその風貌には、高貴なたたずまいと、おそろしく異質な妖怪の気配とが同居していた。これからお話しするのは、今をさかのぼる千年前、平安の世で活躍した陰陽師・安倍晴明の秘められた物語である。それでは、長いながい占術の歴史をひもといていくことにしよう…。陰陽道にたいする膨大な知識を駆使して綴られた、安倍晴明の一大物語。

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京生まれ。慶応義塾大学卒。膨大な知識を駆使して、古代文明からサイバー・カルチャーまで多岐なジャンルにわたる文筆活動を展開。『帝都物語』(角川文庫)で一世を風靡する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおい

3
恨みを抱くと鬼になるのか~気をつけよう。。。安倍晴明は映画のしか知らないので、そのイメージとは真逆なところが面白かったなぁ。幼き頃助けた亀の縁で竜宮城へ行き、年上の姫に見初められるってのと奥方になった姫にアタマが上がらないってのが、いとをかし。清明は式神を使うけれど、それに裏切られて面目を失うへっぽこぶり。。。まぁ最後にはどうにかしたみたいだけど~いいとこ無しな気がするが、これでいいのか?このオハナシ、陰陽師安倍晴明の秘められた物語であるそうで~秘めたままが、よろし。。。2017/08/26

Smith, Ordinary. Person.

3
 副題に安倍晴明物語とあるが、最初から最後まで晴明が主役というわけではない。 前半は、厩戸皇子、吉備真備、藤原秀郷。 後半は、緊那羅、茨木童子、橋姫、丑御前、――等が主役である。つまりこれは、陰陽道を軸とした日本文学史を、小説という形で著した物なのだ。収められている話は著者の完全なる創作、というわけではない。全て古典を基として再構成しているのだ。ゆえに、古典と陰陽道(民間信仰)の関係を把握していないと、面白さは半減するかも。読者を選ぶ本。

chatnoir

3
晴明とか聖徳太子に夢を抱いている人は読まない方がいいかも。あっちのエピソード、こっちのエピソードとてんこ盛りですが、短いお話のため、せわしないです。 素敵な人が一人も出てこなかった。2012/11/10

brink

3
晴明が主人公の長編かと思って読み始めてみると、どうやら、各話主人公はばらばらの連作短編のよう…しかし読み進めると、実は年代順につながってリンク。でもキンナラ鬼の話だけはリンク外のような?あと、茨木童子と橋姫の関係がどうもわからず。ラストの描写からみると同一キャラかと思ったけれど、橋姫と茨木が別に動いている描写があったようでもあり、わからなくなってしまいました。2009/03/21

ショーペンハウアー

2
陰陽師鬼談 191017読了。 今年94冊目今月2冊目。 #読了 #荒俣宏 #陰陽師鬼談 副題に安倍晴明物語とあるが、晴明はあんまり出てこない。しかも失敗もするし恐妻家だったり冷徹だったり。 阿倍仲麻呂の子孫だったという設定は面白い。 イマイチのめり込めなかったのは夢枕さんの晴明像が浸透している証拠か。 もっと呪術とか式神とが見たいんだよ!2019/10/17

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