角川文庫<br> 世紀末のプロ野球

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角川文庫
世紀末のプロ野球

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  • サイズ 文庫判/ページ数 187p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041658017
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

内容説明

プロ野球は今、滅び始めている。―三塁打やホーム・スチールの減少、プロ野球としての顔を持ちえない選手たち、そしてテレビでしかプロ野球を見ない“ファン”―。プロ野球ファンとして、滅びゆくプロ野球の姿を深い愛情をもって凝視しつづける著者が、あくまでも観客としての視座を保持しながら現在のプロ野球の問題点を鋭く指摘する。〈プロ野球批評宣言〉。ファン必読の書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

29
今読んでもかなりおもしろいんだけど、結局なにものだったんだろ、この人。美人華道家とかいう話だったけど。こういう覆面作家ってかっこいいよな、ピンチョンみたいで。こんな難しいけど、笑えて軽やかなやつなかなかないよ。2013/05/20

背番号10@せばてん。

27
1987年読了。よくあるプロ野球OBやスポーツライターが書く野球モノとは一線を画す、独自路線の野球コラム。ただし、内容は忘却の彼方。(プロ野球開幕の日に。2024年3月29日入力)1987/03/29

harass

9
風変わりなプロ野球評論本。出版当時、著者は匿名の女性現代思想研究者と言われていたが、今では、あの文芸評論家蓮實重彦だったとわかっている。今は無き文芸雑誌『海』連載されていたコラムをまとめたもの。1982年からの4年間のプロ野球から語る。遊んで余裕をもって書いているのが見て取れる。個人的には積極的に野球を見ていた時ではないが、元野球選手が書いた文や手垢にまみれたスポーツ新聞のコラムとは全く違う文章と視点は、異様で、評論でよくある挑発的な断言にはときおり吹き出してしまう。名フレーズ連発だがまとめる自信がない。2013/07/06

oguogumc

3
自分ではもっていない角度からのプロ野球評論。こんな見方もあるのかと思った。でも共感は特にしていない。2019/10/30

フォンテーヌ赤井

1
草野女史による「プロ野球」御喋り

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