内容説明
高天原を追われ御諸山で国津神の第1歩を踏み出した猛き若神・天之稚日子。荒ぶる神々や妖魔蔓るこの豊葦原中津国を治めることは至難の業といえた。激しく葛藤する稚日子に天空から時には優しく、時には厳格に導く月読命。そして荒ぶる神のひとり饒速日命との和合も成り、永く岳なる道の果てに僅かな明光を見出した。その時、天界では非情な決定が下されていた。稚日子を討て―人気絶頂の著者が独自の感性で綴る類なき異時空神話。待望の第2弾。
高天原を追われ御諸山で国津神の第1歩を踏み出した猛き若神・天之稚日子。荒ぶる神々や妖魔蔓るこの豊葦原中津国を治めることは至難の業といえた。激しく葛藤する稚日子に天空から時には優しく、時には厳格に導く月読命。そして荒ぶる神のひとり饒速日命との和合も成り、永く岳なる道の果てに僅かな明光を見出した。その時、天界では非情な決定が下されていた。稚日子を討て―人気絶頂の著者が独自の感性で綴る類なき異時空神話。待望の第2弾。