内容説明
ハワイ出身のマノア氏は、船のプロペラを作って大成功を収めた初老の実業家。彼は、これまでに培った技術を利用して、風力発電でホノルルにクリスマス・ツリーを灯そうと計画した。ところが、マノア氏のもとに、計画の中止を求める脅迫状が届く。誰が、なぜ?マノア氏のボディ・ガードをつとめる麻里は、犯人捜しに乗り出すが―。ハワイの光と風があふれる、大人気シリーズ第9弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
73
シリーズ第9弾で、まずはいったん終了。改めて思い返すと、よくもまあハワイのとあるホテルという限られた舞台でここまで引っ張れたなと。舞台同様、登場人物も限られた中で物語が展開していくのが良かったかもしれません。隣人「タケシ」もなんだかんだいってレギュラーですしね。本作のクライアントは高齢夫妻で妻は余命限られた状況に。ミステリーあり、ドラマありの展開は本シリーズの真骨頂でした。正直、ラストはちょっと呆気なく感じなくもなかったかなと少し残念気味かなと。この後、「麻里」が独立していくのが楽しみで続けて読みます。2024/07/06
あー
1
久々に再読。このシリーズ大好き。人生で大切な事をたくさん教えてくれる素敵な小説です。2012/03/30
anri0912
0
今回のマリーシリーズは少しシンミリ。 結局、黒幕の大物がどうなったのかが全く書かれていなくて少し気になる所。 でも、やはりこのシリーズは難しい事考えずに読めるのでお気に入り!2013/08/28
Kenji
0
星4つ ブラディ・マリーシリーズ第9弾 プロペラの会社社長が故郷のハワイで風力発電でクリスマスツリーを点灯させる話。2016/07/03
呉モヨ子
0
軽すぎる読みやすさ。イマイチでした2013/12/14
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- 和書
- イノベーション破壊と共鳴