角川文庫<br> 御三家の黄金〈上〉

角川文庫
御三家の黄金〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 335p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041633199
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

五代将軍綱吉が亡くなって月も変わらぬ正月のある夜、名古屋城内を奇怪な事件が襲った。賊が濠を渡り闖入、あまたの宝物の中から、家康が尾張家に形見わけした短刀を盗んだのだ。紀州家の吉光、水戸家の義弘、そして失われた尾張家の正宗の三振りに刻まれた文字は家康が御三家に託した遺言であるといわれる。さっそく家老に召された土居下同心、小次郎が受けた密命とは、正宗を取り返すというばかりか、吉光、義弘をも奪い取れというものであった。三刀の文字を合わせて読んだ時、表われる意味とは何なのか?壮大な謎をめぐって、今、史上最大の闇の戦いが始まった。

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