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角川文庫
黒銹

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041612101
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

獲物を追って、この街へやってきた。そいつの人生に幕を引いてやる、それが仕事のはずだった。妙に気になるあの男と出会うまでは―。惚れた女がやりたいと思うことを、やらせてやりたい―たとえ、それが自分への裏切りだとしても―。あの男はそう言って銃口に立ちふさがった。それが優しさ?それが愛ってもんなのか?私を変えたあの日、裏切りを許せなかった遠い過去が心に疼く。殺し屋とピアニスト、危険な色を帯びて男の人生が交差する。ジャズの調べにのせて贈るブラディ・ドール、シリーズ第五弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Take@磨穿鉄靴

38
ブラディドールシリーズの5。今回は殺し屋の叶を通して見たピアニスト沢村の話なのかな。いつものメンバーは出てくるも今回はあまりハマらず。ピアニストの格闘は前作「画家の崖登り」から「魚との格闘」に変わった。坂井を小僧と呼んでたけど叶がそれほどの人物なのかがよく伝わらなかった。★★★☆☆2023/10/09

ねこまんま

36
前作に続き、今回も芸術家! なんとなくテイストが似てるので比べちゃうわ。 で、比べてみると前作の遠山先生の方がキャラが強烈だったし、今回のヒロイン、映子の印象が薄いので、私は前作の方が好き。 今回は藤木や川中はあんまり出てこず、キドニーが活躍。 この殺し屋さんは、次回からも登場するのかしら。2016/07/14

せ〜ちゃん

27
★★★★★ シリーズ第5弾。2016/05/10

Aquarius

25
男から女への優しさの形の1つを教えられたブラディ・ドールシリーズ第5弾。主人公の叶と沢村の関わりが読んでいてとても惹き込まれていく。共に堕ちて、相手の心が我に非ずとも尽くした沢村に対して、叶が揺れる。そして彼が最後に執る行動に…。今回、川中の出番は控えめで、キドニーがその分良い味を出している。負けるということに対する価値観、坂井と沢村の行動。今日ほどジントニックが飲みたくなった日も珍しい。2015/06/18

taku

21
秋霜、黒銹をまとめて。秋霜は、このおっちゃんが主人公で大丈夫なん?私もそう思っていました譲さん。でもおっちゃんハードボイルド覚醒したね。黒銹は、あーもう北方ってくらい凝縮された北方感。二作ともキドニーの存在感がぐんと上がってる。こいつが一番人間臭くて、カッコ悪くてカッコいい。川中ファミリー的な人が少しずつ増えるのかな。川中はゴッドファーザータイプじゃないから、目指すはビッグダディ?!2018/10/14

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