内容説明
ぼくたちの母さんは一か月前から行方不明。父さんが母さんを殺したんだという噂がたち、妹のアッコは学校でいじめられている。こんなヒサンな状況をぶちやぶるためには…そうだ、ぼくたちで真相をキューメイするしかない!少し体重を気にしている18歳の重子姉貴を団長に、ぼくたちは探偵団を結成した。事件は意外な方向に進んで、ぼくたちは瀬戸内海の小豆島に渡る。そんなぼくたちを追ってくる敵の正体は!?―スリリングな展開をユーモラスなタッチで描いた傑作ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
32
高校で読んだ本。
そる
19
小5くらいに読んでます。その当時は面白さがよく分からなかった。内容も今ひとつ覚えてない。しかも表紙もこれじゃなかった気がします。
夢現
0
初めて読んだ中学生の時、あまり頭に入ってなかったと思うけど、この作品の雰囲気は好きだった。今でも宗田作品で1番好きと言っていい。2016/12/23
抹茶
0
大人の身勝手さ、エゴ丸出しの行動に翻弄されながらも、妹を守り、父親を助けようと行動する主人公が頼もしい。そして、そんな彼を守り支える、謎解きをした重子姉さんと主人公の妹を卑劣ないじめから守ろうと休み時間の度に目を光らせていた和田くんの姉弟を初めとする周囲の人の存在に胸がほっこりとした。2016/05/07
夢現
0
ぼくらシリーズ意外で持ってた宗田作品その①。少年の視点だからこそ残酷な現実が直接的に伝わってくる。時々読みたくなる好きな宗田作品。2015/03/15