角川文庫 ＴＯＫＹＯ愛情物語

森 瑤子【著】

角川書店（1991/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 225p／高さ 15X11cm
• 商品コード 9784041552230
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

口説き文句を並べたわけでもなく、押し問答があったわけでもない。初めて出逢った男と女の、ありふれてイージーな一夜の情事のケースでも〈男の場合〉と〈女の場合〉では、月とスッポンほどの違いがある。ましてや、婚約・結婚・浮気・離婚という人生のターニング・ポイントでの男と女の思惑は、全く異質で深刻で滑稽だ。男からみた女、女からみた男、それぞれのドラマをＴＯＫＹＯを舞台に描く、７つの愛情物語。

目次

婚約　女の場合
婚約　男の場合
結婚　女の場合
結婚　男の場合
浮気　女の場合
浮気　男の場合
離婚　二人の場合

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[zantei_o0]

ぱぱの古本から。 登場人物にあんまり共感できなかったけど 嫌いじゃない、女ウケしそう。

2025/06/20

[porcoooo]

男から見た世界と、女にとっての世界が如何にかけ離れているかを懇切丁寧に教えてくれる物語。何を重要と思うか、何を恐るか、本当に何から何まで違うのね。カップルにとっての決定的瞬間までも、男と女で違うのかとしばし打ちのめされながら読了。

2014/12/21

[かなっち]

バブル期の男女の物語。一つの物語を男女両方からとらえています。 「浮気　男の場合」のやりとりが面白い。

2014/12/04

[ままま]

ウザかった。登場人物が。

2014/08/04