内容説明
銀河暦2501年―。銀河帝国は、『機械の王国』と称される第一帝国と、超能力を駆使して反抗する第二帝国に分裂し、いつ果てるとも知れぬ長い戦争に明け暮れていた。第一帝国の王子・セイは、ある日信じがたい報告を受ける。パトロール船が宇宙空間に漂流しているヒューマノイドを発見、かれらは過去からやって来たと主張し、アンザイとカガと名乗ったという…。かれらの出現は、「千年戦争」に終止符を打つ『最後の伝説』の予兆なのか。永劫の時を経て、新たな闘いの幕が開く―。第3部“銀河聖戦編”、いよいよ登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tanaka9999
2
いよいよ新シリーズへ。しかし、銀河の何千年も先の時代がすごく作り物めいてしまって、また作り物として感じない部分は逆に古いような感じがする。結局かなり未来の世界の作成に失敗しているのだろうか。話についてはなんかうまくないなぁ、という感じ。まぁ、旧シリーズからの登場人物2人はそのままなんだが。2018/10/03
今城
2
新・魔界水滸伝の1巻読了。超高度に発展した未来の世界なのに、計算機の機能や描写がやけに古臭いw 特権階級が輝けば輝くほど、被支配者の絶望も深く深くなる……という世界の手触りは栗本薫の作品だなぁと感じる。ちなみに魔界水滸伝は読んでない。2012/02/28
二分五厘
0
1997.5.11