感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shinyanya
1
幸せな人生を送りたければ自立する必要がある。女性は何かと「受け取る」側に立つことが多いが、心地良い状況を周りから与えられることを当然とするのはよくないと著者は言う。「ふるまい酒の味を覚えるな」という言葉は、自分の人生に責任を持ち、自立した人間であれということ。男の自分でもとても参考になる内容にあふれていた。この言葉は今後も大切にしたいと思った。喜多川さんの本とリンクする部分があり、とても刺激になる本であった。いつかお互い自立し、支えあえる家庭を築きたいと思った。2011/04/06
baアタマ
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ロケット開発の父あるときはバレエダンサーとへんてこな経歴をもつ今は亡き糸川博士の著書。博士の個性から突拍子もないのかとおもえばそうじゃなかった。昭和58年の刊だが、章がすすむにつれて博士の個人的成功体験談から自立した生き方の指南書。とくに心に残ったのは①「have a nice day!」の気持ち、②「seed,need」(自分の持つ種より世の中の必要を重んじる)、③「振る舞い酒の味を覚えるな」社会で自立して生きていくための知恵がつまっている。男女の枠をこえて現在も通用する知恵がつまっている。2012/03/04