内容説明
神戸の地域暴力団だった山口組をわが国最大の暗黒帝国に築きあげた3代目山口組組長・田岡一雄の悲願は、地下組織の全国制覇にあった。山口組戦闘団は西への侵攻を開始し、九州、広島、四国を蹂躙。そして、ついてその矛先を首都東京へと向けた。もうひとつの昭和戦後史の中で、ひときわ異彩を放つ田岡一雄・山口組の殺戮と陥穽にみちた激闘の跡を、綿密な取材で赤裸々に描き切ったノンフィクション・ノベルの傑作。
感想・レビュー
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- 和書
- 血の12幻想 講談社文庫
神戸の地域暴力団だった山口組をわが国最大の暗黒帝国に築きあげた3代目山口組組長・田岡一雄の悲願は、地下組織の全国制覇にあった。山口組戦闘団は西への侵攻を開始し、九州、広島、四国を蹂躙。そして、ついてその矛先を首都東京へと向けた。もうひとつの昭和戦後史の中で、ひときわ異彩を放つ田岡一雄・山口組の殺戮と陥穽にみちた激闘の跡を、綿密な取材で赤裸々に描き切ったノンフィクション・ノベルの傑作。