感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
臓物ちゃん
2
沖縄の古本屋で買った一冊。松代大本営跡が何故かタイムトンネルになっちゃったので戦時下に自衛隊を送りまくるという、ケレン味一切なしの地味目架空戦記。タイトルからして歴史改変SFかと思ったら、歴史の変わった日本は最後にチョロッと出てくるだけで、ひたすら戦時中の仔細すぎる情景描写が全体を貫いている。思ってたのと違うけど、歴史の細かーな情報だけで臨場感たっぷりにグイグイ読ませてく力量はさすが歴史小説のベテランだなと舌を巻いた。地味だけど読めて良かった一冊。2016/04/24
kenpapa
1
再読。太平洋戦争末期の日本と現代(昭和50年代ですが)がトンネルで繋がって、出動した自衛隊が活躍する話。トンネルから運び込んだ兵器、装備で数百機のB29や艦隊を全滅させる自衛隊は強すぎでうれしい。歴史が変わった日本は・・・だいぶヤバい。 2019/05/13
冬至楼均
1
タイムトンネルを利用した過去への干渉。流石にあそこから戦況をひっくり返すのは無理じゃないかと思う。2014/12/14
TEDDY曹長
0
結構なボリュームですが、テンポよく読めました。話は何故か現代と戦争末期の本土決戦直前の日本がつながってしまうと言う展開。それにしても太平洋戦争の場へ出張って指揮権まで奪ってしまうのは自衛隊頑張りすぎ(笑)と言うか、作品中でも疾風にサイドワインダー積んだり、屠龍にASM1積んだりと魔改造頑張りすぎです(笑) 最後のオチはまさに豊田氏らしいもの。予想外のオチでやられたって感じです。気楽に読める豊田SFワールドの代表作ではないでしょうか2012/10/27
だま
0
さっさと読めるっけど面白かった2010/03/13