感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayah Book
6
家にあったので読んでみた。1980年作。かなり時代を感じる物語。とにかく皆主人公にビビって失神しすぎ、失禁しすぎ、脱糞しすぎ。ブランド名への異常な執着は村上春樹さんみたい。。。女性の扱いもかなり。。。当時は良かったのだと思うけど、現代では厳しい。2018/02/23
ニミッツクラス
1
掟シリーズの1作目で、初出67年。便宜上付けたようなシリーズ名で、主人公は毎回違う。本書に先立つ66年に「孤狼の掟」が出ているが、それは「探偵事務所23」の続編とされている。初回の主人公は、堅気の生活をしている酒井。導入部でのもたつきは、大藪氏としては異色の、家族愛を復讐の原動力として設定したからだ。そのあとは大藪バイオレンス全開。拉致された息子を奪還するため、過去と共に庭に埋めた愛銃P-38を掘り出す。邪魔者は相手構わず拷問し処刑し、そして・・。表紙絵はP-38じゃなくてPPKだね、惜しい。★★★★☆☆2011/11/01
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