感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
キー
13
大藪春彦の代表作『汚れた英雄』全四部の第三部。単行本は1968年に刊行。 主人公のレーサー北野晶夫が渡米し、いよいよ海外でのレーサー生活が始まるかと思いきや、書かれているのは北野晶夫がその美貌でセレブ美女達を虜にしていく話ばかり。 レースのスリルよりも、女同士の男の奪い合いのスリルのほうがメイン・ストーリーとなります。 それはそれでいいんですが、自分が求めていた物語とは違う気がします。2017/09/28
じょみ
3
英語の覚え方がカッコイイ
アヴィ
1
映画版のローズマリー・バトラーが歌う主題歌のように、疾走感抜群だが、肝心のレースよりもきらびやかな女達との関わりに多くページが割かれるところはいつもの大藪春彦らしさ。リヒテンシュタインといえば、本作が雑誌連載されていた70年代の創作物でよく名を目にしたが、日本人に馴染みが薄い国として使い勝手がよかったのだろうか。金銭、名誉、女とあらゆる欲望を手にする北野昌夫の物語はどう決着がつくのか、最終巻へ。2025/10/14
しんげん
0
再読2015/08/08
Hiroaki Hinuma
0
名作です。




