角川文庫
美輪明宏が語る寺山修司―私のこだわり人物伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 204p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041315347
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

内容説明

演劇、映像、詩歌など多岐にわたる分野で、時代を超えて多大な影響を及ぼし続ける異才、寺山修司。その寺山と運命的に出会い、「毛皮のマリー」「青森県のせむし男」に主演した美輪明宏が、当時の貴重なエピソードを織り交ぜながら語る寺山論。まさに、たぐい稀なる2人のアーティストの、芸術創造の過程と心の通い合いが綴られた貴重な記録である。「毛皮のマリー」「サド侯爵」「フェチシズムの宇宙誌」も収録。

目次

第1章 千の美意識をもつ男
第2章 熱く麗しきあの時代
第3章 ハハ地獄
第4章 百年たったら意味ワカル(対談/美輪明宏;九條今日子)
作品再録 毛皮のマリー
作品再録 サド侯爵
作品再録 フェチシズムの宇宙誌

著者等紹介

寺山修司[テラヤマシュウジ]
1935年、青森県生まれ。早稲田大学中退。67年、演劇実験室「天井棧敷」を設立。演劇・映画・短歌・詩・評論など意欲的に活動。83年、敗血症により47歳で逝去

美輪明宏[ミワアキヒロ]
1935年、長崎県生まれ。国立音楽大学附属高校中退。17歳でプロ歌手としてデビューし、銀巴里やテレビに出演。「メケメケ」「ヨイトマケの唄」などのヒット曲がある。俳優としては67年、寺山修司率いる演劇実験室天井棧敷「青森県のせむし男」「毛皮のマリー」に主演。以後、演劇活動やコンサートを続ける一方、テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぐうぐう

12
美輪明宏の寺山への敬慕の念、それが実際に交流を持った者のリアルな言葉として、しかも美輪流のユーモアで語られていくのだから、おもしろくないわけがない。評論家とも、また身内とも違う立ち位置の美輪の視点は、実に冷静に、それでいて愛情たっぷりに寺山修司という芸術家の姿を捉えている。マルチな活躍でジャンルを越境した寺山を、自身もジャンルに囚われない活躍をする美輪の共感と理解が、語りのあちこちに感じられる。2010/06/27

おかちもんこ

8
美輪さんと交流の深かった寺山修司のエピソードを語っていく本。 第4章まであり、第4章では寺山修司の元妻である九條今日子さんとの対談が載っている。 母親との異常な親子愛などのエピソードがとても面白い。 他にもコシノジュンコさんや唐十郎さん、横尾忠則さんの名前などが連なる。 天才の周りには天才が集まる。 個人的にとても感銘を受けた箇所は、寺山修司が 「君は舞台や映画でいろんな役をやるけれど、そろそろ寺山映子っていう役もやってみないか」とプロポーズしたというエピソード。 とっても詩人だなぁ、、素敵 2019/07/19

a43

8
今回、寺山さんが美輪明宏さんのために書いた「毛皮のマリー」の大阪公演を観に行くにあたり読んで正解だった。観劇が深まった。また寺山修司記念館行こう。大阪都会!青森田舎と改めて情けなくなるところもあったけれど、寺山、太宰、と同郷ならば青森でよかったかも。しかし。劇のラストが初演と違ったのは美輪様の解釈なのかな。とりあえず、買ってきたパンフレットも読んでみよう。(カーテンコールで、2階席の端で誰も立たないから心の中で立って、いろんなわたしが拍手喝采していたよ。シャイな田舎人。寺山さんならわかってくださるか)2019/05/26

鏡子

6
毛皮のマリー、思ってた以上に格好よかった!!当時の「お金はなくても自分の作ったものをみてもらいたい人がおおかった」という感覚、修司さんとお母様はつさんとの関係、三島由紀夫との比較(寺山は上流階級くそくらえ、太宰的デカダンを容認していた/三島は太宰を嫌っていた)。九条今日子さんとの対談も、結婚当時の馴初めも知れてよかった。2012/08/04

とも

6
内容的に薄いと思う人もいるかもしれないけれど、これとてもコンパクトによく出来た本だと思います。写真が入って、美輪さんの当時の寺山作品への思い、出会い、また美輪さんと寺山元夫人との貴重な対談、戯曲「毛皮のマリー」とエッセイ収録と盛り沢山の内容。寺山を知っている世代も知らない世代も読む価値はあると思いました。私自身について言えば、戯曲が抜けてるので、戯曲を攻略したいなあ・・・2010/06/27

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