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出版社内容情報
冤罪で人生を壊された男が、再び殺人の容疑をふっかけられた。「警察は絶対に間違ってはいけない」。この言葉を胸に、新米女刑事・新妻友紀と天才数学者・御子柴岳人が事件の衝撃の真相をついに暴く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
日奈月 侑子
18
取り敢えず犯人が解った上で読んで居たのですが、津山が島田を追い詰めた時の笑みの悪どさに吃驚しました。でもこうやって改めて見なくても「島田」の名前をめっちゃ出してみたりしてるし、結構露骨なのではないかなあと思ってみたり。 そして露骨と言えば…今回も結構露骨に矢口が嫉妬心的な物を出していたのにやはり気付かない友紀…、鈍い(笑)矢口の「貴方みたいな頭の悪い女が、どうして御子柴先生と一緒に仕事をしているの?」と言った時の表情で盛大に爆笑してしまいました。 そして御子柴のエレベーターの止め方が危なくて笑いました。2014/10/20
十六夜(いざよい)
11
初めて読んだシリーズでしたがなかなか面白かった。無理やり確率論をねじ込んだ部分もあるように思えたが、いわゆる統計学の面白さと奥深さを教えてもらいました。心霊探偵シリーズの八雲とチェス対決をしていたり、小ネタをちょこちょこ挟んでくるのも小憎い演出。2014/02/23
海藍
9
面白かった~~。文字だけであれだけの統計学を説明されてもわからないだろうけど、ビジュアル化されているからまだ理解がしやすかった。2014/03/24
Penguin
9
小説が巧く纏まっていて読みやすかった♪2013/04/26
紅羽
9
完結巻。遂に連続強盗・強姦事件の犯人が暴かれました。小説版を読了済みなので流れは分かってましたが、絵が入ると違いますね。キャラクターの表情や仕草でドラマを見ているようでした。殺害に至る過程や真相は煙に巻かれた感じでしたが、それも次回に繋がっていきそうで、これは小説の第二作目を期待してしまいます。しかし矢口さんの性格凄いな(笑)そして、友紀を押し倒してまでデコピンしようとする御子柴くんが大人げなくて素敵でした(笑)2013/04/27