言葉の欠片

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  • サイズ 46判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041174142
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

高校一年生の柴乃は、場違いという自認もありつつ、一軍女子グループの一人として日々を送っていた。そんなある日、グループの中心人物であり、一番の仲良しである友人のあかりが亡くなる。明るくかわいく人気者だった彼女の突然の死 。心臓発作だというが、前兆もなく理由もわからない。弔問のあと、形見分けで持っていきたいものがあればと、特別に彼女の部屋に通された柴乃だが、「怖い」「イヤ!」という言葉が書かれた、柴乃にしか見えない透明の欠片を発見する。その帰り道、同伴の担任からあかりは遺書を残していたと知らされる。心臓発作なのに遺書? と眉をひそめる柴乃だが、直後、「イジメはなかったよな?」と確認される。そして、担任の足元に「お前らがやったんじゃないよな?」という、あかりの部屋で拾った欠片と似たものが転がったことに気付いた。「口に出さなかった言葉が欠片となって見える」能力を獲得したと気付いた柴乃は、あかりの言葉の欠片を不穏に思い、彼女の死にもなにか裏があるのではと探り始める。調査を進めるうちに自分以外にも能力者がいることを知った柴乃は、あかりの死が能力者による他殺ということに思い至る。そして新たな犠牲者が発生し――。


【目次】

言葉の欠片
あとがき

内容説明

―神様が救けてくれるから、大丈夫。今までありがとう。さよなら。―明るくて、かわいくて、学年一の人気者のあかり。彼女はそんな手紙を残して―心臓発作で死んでしまった。突然死なのに、遺書?唐突すぎる友人の死に、泣くこともできず呆然とする柴乃だが、形見分けの最中、”怖い””イヤ!”という文字が浮かぶ、柴乃にしか見えない透明な欠片を見つけ―。あの子が言えなかった〈言葉の欠片〉の真実に、あなたはきっと涙する。生きづらさを感じるすべての人に贈る物語。

著者等紹介

あさばみゆき[アサバミユキ]
第12回角川ビーンズ小説大賞奨励賞、第2回角川つばさ文庫小説賞一般部門金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さちこ

37
あとがきから読めばよかった。思春期のお話。2026/09/01

よっち

20
場違いと感じながら一軍女子グループで日々を送る高校一年生の柴乃。グループの中心人物あかりが突然不可解な死を遂げる青春ミステリ。弔問のあと通されたあかりの部屋で、自分にしか見えない透明な言葉の欠片が見える能力を獲得した柴乃が、担任から知らされた遺書の存在やいじめを確認される状況に疑問を抱き死の真相を追う展開で、新たな犠牲者も発生する一方で自分以外の能力者を知って、誰が死神なのか調査を進めていく中、能力喪失の恐怖にも直面しながら励まし合い、苦しみに向き合っていく姿に言わなかった言葉の重みを考えさせられました。2026/08/28

雪丸 風人

13
謎が謎を呼ぶスリル満点のストーリーでしたよ。陰の極にあったキャラの躍動に注目!主人公は会話力に自信のない少女です。高校で得られた望外の立場を守りたい彼女の前に、驚きの事態が次々と立ちふさがります。どん底からのまさかがギュッと掴みますね~。それだけ”例の能力”にまつわる謎の吸引力が凄い!上昇気流に乗るような変化には胸が躍りましたよ。私にもこんな力があればいいのに!と思わずにいられませんでした。主人公の重大な決断は、心から応援したいと思えましたよ。やはり、何よりの宝は仲間。(対象年齢は13歳以上かな?)2026/09/23

toshi

8
相手が話した時に言葉にしなかった本音が突然分かるようになった柴乃の物語。 柴乃のネガティブすぎる思考は理解できないものの、途中まではそれなりに面白かったけれど、特殊能力を持つ人が次々と登場して徐々につまらなくなって、最後まで低空飛行。 努力家の南雲と仁々木のおかげで最後まで何とか持った感じ。 天然の詩が最後にもっと活躍すれば面白くなったかも・・・。2026/08/31

色素薄い系

2
最後星羅がちゃんと生きていたのは良かったけど詩は結局殺人(誰にも証明できない)を犯している訳で。なんでもできる能力がなくなったからって野放しにされていいのか?というのがモヤる。柴乃が頑なに応援団の自分は駄目だったんだ…と思い込む部分がちょっとよく分からなかったけど能力を通じて分かり合える仲間が出来たのは良かったのかなと思う。仁々木くんのフィルターが切れた辛辣なコメントが好き。2026/09/02

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