出版社内容情報
祟り神〈藤の君〉の祟りによって不幸続きの人生を送ってきた大学生の未砂は、神を鎮め不幸を止めるために、〈藤の君〉を祀る名家の美しい当主・宝条亜樹と契約結婚した。
未砂はこの結婚に秘められた亜樹の深い想いを知り、紆余曲折を経てもうしばらく結婚を継続することに。
そして同時に、〈藤の君〉が祟り神となってしまった過去――〈藤の君〉の最愛の花嫁がなぜ彼を殺したのか、その真実を見つけるべく動き出す。
未砂は改めて亜樹のことをもっと知り、彼を幸せにしてあげたいと願うが、心の奥底には、ある“恐れ”が眠っていた。
そこへ失踪していた未砂の父・真尋が突如現れ、「その男と離婚しなさい」と冷たい言葉を告げてきて……?
「十番様の縁結び」シリーズの著者が贈る、くるおしいほどに切なく一途な、願いと愛の物語。
【目次】
序
一.
二.
三.
四.
五.
六.
終
内容説明
祟り神〈藤の君〉の祟りによって不幸続きの人生を送ってきた未砂は、神を鎮めて不幸を止めるため、〈藤の君〉を祀る名家の美しい当主・宝条亜樹と契約結婚した。亜樹の深い想いを知った未砂は、彼との婚姻の継続を決め、〈藤の君〉が祟り神となってしまった原因―千年前、なぜ最愛の花嫁は彼を手に掛けたのか、その真実を見つけるべく動き出す。だが、失踪していた未砂の父・真尋が現れ、亜樹と離婚するよう迫ってきて…。
著者等紹介
東堂燦[トウドウサン]
新潟県出身。2013年度ノベル大賞で「薔薇に雨」が佳作受賞し、コバルト文庫にてデビュー。22年に刊行した『十番様の縁結び 神在花嫁綺譚』が人気を博し、シリーズ化とコミカライズを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 電子書籍
- 文蔵 2019.4



