出版社内容情報
神奈川県内で偽基地局によるスマートフォンの乗っ取り事件が相次いでいた。乗っ取られたのが《ACOB》社の端末のみだったことから、同社の子会社になんらかの関与が疑われた。県警の初の特別捜査員に任命された一条汐莉は、「仮装身分捜査官」として、子会社の《ルミエール》に潜入することになる。だが、身分を偽り、捜査を開始する汐莉に、思わぬ魔手が忍び寄る──。危険な捜査に挑む女性捜査官を描く、書き下ろし。
【目次】
目 次
プロローグ
第一章 人事課
第二章 汐莉の責務
第三章 第一技術課
第四章 第二技術課
第五章 戦いの夜
エピローグ
内容説明
神奈川県内で偽基地局によるスマホ乗っ取り事件が相次いでいた。乗っ取られたのが《ACOB》社の端末のみだったことから、同社の関連会社になんらかの関与が疑われた。神奈川県警の特別捜査員に任命された一条汐莉は、初の「仮装身分捜査官」として、関連会社の《ルミエール》に潜入することになる。だが、身分を偽り、捜査を開始する汐莉に、思わぬ魔手が忍び寄る―。危険な任務に挑む女性捜査官を描く、書き下ろし。
著者等紹介
鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
1962年東京都生まれ。中央大学法学部卒業。2014年に『私が愛したサムライの娘』で、北方謙三氏、今野敏氏、角川春樹氏の全選考委員満場一致により第6回角川春樹小説賞を受賞しデビューする。同作で15年に第3回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
96
最新刊のシリーズ「脳科学捜査官」で少し顔を出した女性捜査官が新しいシリーズの主人公となって登場しました。神奈川県内で偽基地局によるスマホ乗っ取り事件が多発します。また殺人事件も起こります。このためにこの主人公は身分を隠してある会社に潜入します。著者はかなり通信についての勉強をしているようで追いついていくのに大変でした。最後は例のごとく解決していきますが、面白い役割を担う主人公を考え出してくれました。2025/08/26
セロリ
33
殺された被害者が勤める会社に身分を偽って捜査官が潜入し、情報を集めて事件を解決するストーリー。殺人事件が発端だが、偽基地局によるスマホ乗っ取り事件の解決が目的だ。働き方改革のための調査として各部署に短期間在籍して、事件解決の糸口を見つけるのだが、複雑なミステリーや騙し騙されるドラマを観ているためか、ずいぶんあっさり解決するなぁと思った。さらに、犯人たちの逆襲も『そんなことある?』って感じで、リアルさが足りない。仮装身分捜査に対する逡巡も、とってつけた感じが否めなくて共感できなかったな。2026/02/25
み
25
アリシアシリーズの最新刊に登場した彼女が主人公。期待してたより普通なキャラ設定でした。アリシアの登場もあるのかしら。2025/10/09
練りようかん
16
脳科学捜査官シリーズのスピンオフ。偽名のマイナンバーカードを作り潜入捜査を開始。個人情報を抜き取るスマホ乗っ取り事件について調べるのが目的だが、表向きは働き方改革を促進するための実態調査員だ。人事課配属から技術課へ核心に近づいてる手応えがありながら、職場ストレスの開陳に表向きじゃないじゃんとツッコミたくなる展開。怪しい人物に好印象な人物はいない心理的負担の軽さと、ウソが苦手な主人公は使命感が救いという設定も良い。ピンチから反撃まであっさりめに進み、最も盛り上がったのは加藤さんのお出まし。次作も登場希望。2026/02/10
座敷童
11
鳴神氏の新シリーズ。真田夏希シリーズの登場人物がポイントポイントで登場し、とっても読みやすかった。 このシリーズも楽しめそうだ。2025/08/28




